テスタ

1961年

大毎入りが内定していたニック・テスタ捕手（32）は二十三日午後、東京有楽町の同球団事務所で契約した。契約期間は一年。同捕手はリトルロック（２Ａ級）ダラス（３Ａ級）でプレーし、1958年、サンフランシスコ・ジャイアンツに一時在籍している。九月に友人のビル・西田投手（大毎）をたよって来日、大毎と交渉した結果、入団が決まったもの。

テスタ選手「来日したかいがあった。とにかく一生懸命プレーするつもりだ。大毎にはディサ、西田がいるのでチームの空気にも早くとけこめると思う」

喜多代晏節

1961年

国鉄はノンプロ門鉄の喜多代晏節（やすとき）外野手（22）=右投右打、1㍍76、80㌔＝を獲得した。同外野手は福岡の東筑高卒後、専大に一年在学したことがある。外野のほか門鉄では一塁手としても活躍した。

柴山宗守

1961年

阪神では二十四日柴山宗守投手（24）を自由契約選手にすることをきめた。同選手は大阪東成区でガソリン・スタンドを経営しているのでその仕事につくことになっている。