1968年
広島は二十日午後一時、広島市基町の球団事務所会議室でドラフト会議で第四位に指名した宇部鴻城高・石川政雄捕手(18)=1㍍77、73㌔、右投左打=と契約、入団を発表した。新入団第一号。背番号は未定。発表には西野球団常務、根本監督、木下スカウト、石川選手の父親半治さん(48)母親千恵子さん(45)が立ち会った。同選手の高校時代の通算打率は三割四分、本塁打六本で中距離ヒッターとして一年生から主力選手として活躍、強肩で足も速く、ベース一周を14秒7で走り、中国地区ではナンバー・ワン捕手として注目を集めていた。広島のほかに阪神、中日もねらっていた。とくに中学時代から「左バッターが少ないので・・・」ということから左打ちに切りかえた変わりダネ。鴻城高からはプロ野球入りした選手は二年前巨人の真鍋選手がいる。
木下スカウト「強肩とずば抜けた脚力が魅力だ。バッティングもミートがいいし、将来は中距離ヒッターとして成長してくれると期待している」
石川捕手「抱負といっても別にありませんが、精いっぱいやってなんとか早く一人前になれるよう努力します」
広島は二十日午後一時、広島市基町の球団事務所会議室でドラフト会議で第四位に指名した宇部鴻城高・石川政雄捕手(18)=1㍍77、73㌔、右投左打=と契約、入団を発表した。新入団第一号。背番号は未定。発表には西野球団常務、根本監督、木下スカウト、石川選手の父親半治さん(48)母親千恵子さん(45)が立ち会った。同選手の高校時代の通算打率は三割四分、本塁打六本で中距離ヒッターとして一年生から主力選手として活躍、強肩で足も速く、ベース一周を14秒7で走り、中国地区ではナンバー・ワン捕手として注目を集めていた。広島のほかに阪神、中日もねらっていた。とくに中学時代から「左バッターが少ないので・・・」ということから左打ちに切りかえた変わりダネ。鴻城高からはプロ野球入りした選手は二年前巨人の真鍋選手がいる。
木下スカウト「強肩とずば抜けた脚力が魅力だ。バッティングもミートがいいし、将来は中距離ヒッターとして成長してくれると期待している」
石川捕手「抱負といっても別にありませんが、精いっぱいやってなんとか早く一人前になれるよう努力します」