1958年
阪神タイガースでは十八日、関西学院のエース柴山宗守選手(22)と正式の入団契約を結んだ。同投手は身長1㍍79、体重73㌔、近畿大学付属高校から関学に進み、左投手特有のシュートで活躍。昨シーズンは春秋合わせて9勝をあげ同じく阪神入りした村山投手(関大)とともに関西学生球界の象徴的存在だった。今シーズンはあまりふるわず、わずか3試合しか出場していないが、どこといって故障があったわけでなく、持前の長身と左腕は阪神の一戦力になるものと思われる。
柴山投手の話 阪神を選んだのは前々から好きだったからであり、僕の働きよい球団だと思ったからです。村山君(関大)とは今までライバルだったが、これからもいい意味でライバルであり、互いにはげまし合ってゆきます。今シーズンはあまり試合に出られなかったが、とくにどこが悪かったということもなかった。調子が合わなかったんだと思います。競争の激しい世界ですから、甘えた気持を捨てて思い切りやるつもりです。
阪神タイガースでは十八日、関西学院のエース柴山宗守選手(22)と正式の入団契約を結んだ。同投手は身長1㍍79、体重73㌔、近畿大学付属高校から関学に進み、左投手特有のシュートで活躍。昨シーズンは春秋合わせて9勝をあげ同じく阪神入りした村山投手(関大)とともに関西学生球界の象徴的存在だった。今シーズンはあまりふるわず、わずか3試合しか出場していないが、どこといって故障があったわけでなく、持前の長身と左腕は阪神の一戦力になるものと思われる。
柴山投手の話 阪神を選んだのは前々から好きだったからであり、僕の働きよい球団だと思ったからです。村山君(関大)とは今までライバルだったが、これからもいい意味でライバルであり、互いにはげまし合ってゆきます。今シーズンはあまり試合に出られなかったが、とくにどこが悪かったということもなかった。調子が合わなかったんだと思います。競争の激しい世界ですから、甘えた気持を捨てて思い切りやるつもりです。