プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

山下莞爾

2016-06-02 20:31:15 | 日記
1964年

阪急ブレーブスは十五日大阪市北区角田町航空ビルのレストラン、シルバーで山下莞爾投手(19)=石川県立泉ヶ丘高卒、法政大一年中退、右投げ右打ち、身長1・78㍍・70㌔=の入団発表を行った。山下投手は第四十五回全国野球選手権大会に出場、高校時代からすでに東映、大洋、広島からマークされた速球投手である。泉ヶ丘高では五試合連続完封、12連続三振奪取、そしてノーヒット・ノーランを二度記録している。

岡野球団社長の話 高校を出るときに各球団から目をつけられていたほどのいい素質を持った選手だ。本格派でバネもすばらしいというので大いに期待している。

山下投手の話 大学では練習だけで八月にやめました。プロのことはほとんど知りませんが、あせらず、自信のあるイン・シュートを生かして一人前になるよう努力したいと思っています。
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花本和夫

2016-06-02 20:16:27 | 日記
1958年

大毎入りが決まっていたノンプロ東京鉄道管理局花本和夫投手(21)は二十六日午後四時東京有楽町の同球団事務所で安部社長、松村代表立ち会いのうえ正式契約をした。同投手は山梨県都留高卒、三十年東鉄に入社、上手から投げ下ろす速球、カーブに威力がある。1㍍83、75㌔、右投右打。なお大毎の新入団選手はこれが四人目。(うち投手三人)

花本投手の話 目標は三年先輩の矢頭さん。スピードのあるカーブをマスターしたい。東鉄では全然試合に出なかったので、最初からがんばります。
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堺崇展

2016-06-02 19:57:34 | 日記
1964年

近鉄は二十八日午後四時大阪市東区の球団事務所で、東映からことし自由契約選手になった堺崇展内野手(23)と正式に契約し、入団を発表した。同選手は三十五年大分県佐伯鶴城高を卒業後直ちに東映に入団。当時東映の首脳陣だった岩本(現近鉄監督)松木(現評論家)がこれは大物になる素質があると高く評価し、一年先輩の松本、同期の高島よりも高く買われていた。ところが入団後ケガ続きだったのと、気分的にくさったのが重なって、松本や高島より遅れ、こんど自由契約になった。近鉄はその優秀な素質を惜しみ、さらに水が合えば働くに違いないと期待をかけて採用にふみきった。長打力と脚力があり、内野なら一塁以外ならどこでもこなす。身長1㍍81、体重78㌔。

堺選手の話 二年間腰を痛めたのをはじめ、ケガ続きたっだ。近鉄ではケガをしないようまず注意したい。心機一転してがんばるが、ゲームに出ることを目標にする。全力をそそいで勝負すれば、道が開けそうな気がする。
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