昔、ジャックと云う悪賢い男がいました。
ジャックは、悪魔をもだます男。
その結果、死後は、悪魔をだましたために地獄にも入れてもらえない。
ましてや、天国にも入れてもらえない。
この世をさまようジャックはカボチャの提灯(ランタン)を持って地獄と天国を行ったり来たりとか。
悪魔と精霊の集う“ハロウィーン”には、このジャックの提灯(ランタン)が悪魔を祓い精霊を導くと云われる。
クアトロでは、悪魔の誘いか精霊の導きか“ブラウンクラブ”が現れた。
クアトロ・シェフが悪魔と取引して手に入れたものだろうか。
ヨーロッパのグルメを魅了するというこのカニは、日本では中々おめにかかれないもの。
悪魔を祓い精霊を導くかブラウンクラブは、クアトロのシェフにより冷凍室に封じられるのだった。
新酒と云えばボージョレ・ヌーヴォーで、11月の第三木曜日に解禁だ。
今年のボージョレ・ヌーヴォーは11月20日が解禁日。
ボージョレ・ヌーヴォー解禁の前に売りたいイタリリアの新酒ノヴェッロは10月30日の今日が解禁日。
このノヴェッロは、ボージョレ・ヌーヴォーと違いイタリアのどの地域で作ってもどのブドウの品種で作っても制限されず、自由に作れる。
その分、善し悪しの分かれるのがノヴェッロ。
クアトロの父が選ぶノヴェッロは、イタリア・ナンバーワンと云われるファルネーゼのもの。
ファルネーゼは、ブドウ生産者に収穫量に応じた契約でなく、品質に対する契約をする。
必然ファルネーゼのノヴェッロの品質は毎年とても高い。
さて、今年のノヴェッロNEWSはどうだろうか。
サンジョベーゼとモンテプルチアーノのブレンドで作るNEWSは、それぞれのブドウの良いとこ取りのワイン。
このワインは、ボージョレ・ヌーヴォーと違い急いで飲む必要がなく美味しく飲めるが、ボージョレ・ヌーヴォー同様、新たな収穫を祝って飲みたいワイン。
明日から、クアトロでイタリアのノヴェッロNEWS2024で新たな収穫に乾杯。
日光を水源とする鳳凰美田が、その水源の神様“ミクマリ”を奉ったお酒の第二章が登場。
日光のご神水で醸したこのミクマリ第二章も、湧き出す水のようなシュワシュワなお酒。
発泡酒までではないが、かなりの発泡性で、ワインでいえば“フリッツァンテ”。
このシュワシュワ感がほどよく、爽やかな酸味が、食中酒にうってつけ。
日本酒好きの中田浩二氏も、絶賛のお酒とか。
木曜日からのクアトロで、この水源の神様をいただきながら、自然の恵みに感謝しよう。
クアトロの甥は、パティシエの大会で焼き菓子部門で日本一になった。
彼が日本一になった作品が“レモンケーキ”。
その“レモンケーキ”を、本日からクアトロで特別販売。
昨年もクアトロに並ぶと、すぐに売れ切れてしまう人気だった。
表面がサクッとして中がしっとり。
レモンの香りと爽やかな酸味と甘みがとても美味しい。
紅茶でも淹れていただくのも良いかも。
クアトロの密かな人気デザートに「アフォガード」なるものがある。
注文するとアイスクリームとエスプレッソコーヒーが運ばれてくる。
後は自分で、アイスクリームにエスプレッソをかけて食べる。
アフォガードとは溺れるという意味だが、冷たいアイスクリームに熱いエスプレッソをかけた状態は、甘くてほろ苦く生ぬるいその味わいは恋に溺れたような大人の味わいなのだ。
さらに、クアトロの父は黒い液体が入ったビンを持ってくる。
この液体をアイスクリームにちょっとかける。
さらに恋に溺れる媚薬なのだろうか。
クアトロの父は得意げに、これは私が作ったコーヒーリキュールだと告白する。
恋の媚薬のようにうっとりとする美味しさになるのだろうか。
クアトロで試してみよう。