4日、 骨董市を覗く。 さいたま新都心スーパーアリーナに 200店も出ていた。 欲しいものもなく、ぶらぶら歩き。 見ているだけで幸せだ。
「こういったの家にも、あったのよ」 と懐かしんだ。
骨董アンティークフェアー。 家具や調度。 古民具、 飾りもの、アクセサリ、人形、 琺瑯 世界中のありとあらゆるものが並んでいた。 レトロでモダンなアートの世界だ。 用途を変えて、 インテリアにでも何でもお好きなように。
看板、のれん、刀剣類、 壺。 椅子。 着物。 古裂。 ブリキの物。 がらくた。硝子器 古美術 絵画 時計etc. 使い古されて、 何ともいい味が出ている。 今にして思えば 蔵書票(エクスリブリス)らしきものも。

百人一首のお皿のまえ、 のこり5枚だけであった。 一辺が10㎝くらい。左から
中納言家持 鵲の わたせる橋に おく霜の 白きを見れば 夜ぞふけにける (3500)
在原業平 ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは (1800)
俊恵法師 夜もすがら 物思ふころは 明けやらで 閨ネヤのひまさへ つれなかりけり (1200)
藤原実方朝臣 かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを
(縁が欠けて1200)
猿丸大夫 奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき (3500)
100枚揃っていたのでしょうね。
奥の 古伊万里 5p 35000 黄瀬戸小皿 1枚 1200 (単位:円)
うちに帰れば、大皿や、琺瑯が剥げて地が出ている容器(同じようなのが売っていた) 着物も筥迫も待っているのだった。
片づかない、片付けられない症候群です。