ドアの向こう

日々のメモ書き 

ホテルは

2010-06-27 | 夢見鳥


   夏の蝶高みより影おとしくる    久保田万太郎
 
 
  夕暮れちかく  
  目の端をよぎるものがあって 庭をみると  ナミアゲハだ

  植えこみの上をなんども旋回し 舞い降りてはあれこれ物色

    手頃な宿は なかなかみつからない

    

    
    夏の蝶こぼるゝ如く風の中      原 石鼎


   ようやく フレンチラベンダーが気に入って
      今夜は ここで休むつもり…
 
   カメラを向けても 近づいても じっと動かず
     ホテルはここに  もう 決めたんだよ…

    たそがれどきにみかける蝶は やっぱり
     「ねぐら」を 探していたのね  
    シジュウカラや雀も みんな帰っていった     

 

 


      

 

 

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