ドアの向こう

日々のメモ書き 

れもん

2010-12-17 | こころ模様

  大きな檸檬を貰った

  おなじみの、 紡錘形レモンの4個分くらいはありそう。 重さが550gもある。 まだ7個も成っているそうだ。 大風が吹くとクロムイエローの塊がゆさゆさ揺れる。 若木が華奢な枝で必死にこらえる姿が浮かんだ。 品種は ポンテローザ(原産 インド)らしいが どうだろう。

  クロムイエロー   レモンイエロー

  爽やかな香り 確かな重さ 光と影と レモン色がさまざまな表情を見せる
   雉の羽、 カップ、 レモン、 トルソーなどならべ油彩を描いている

  レモンイエロウの絵具をチューブから搾り出して固めたような檸檬の冷たさを快く感じた
 
  
その匂いを何度も嗅いでいた私は、 丸善の棚へ黄金色に輝く爆弾をしかけて 何喰わぬ顔をして外に出る… 

            -☆-

  視ること、それはもうなにかなのだ。
  自分の魂の一部分或いは全部がそれに乗り移ることなのだ 
                    梶井基次郎 

 
  奇妙なたくらみを ひだまりで夢のように聴きながら絵筆をはこぶ。
来年もつづける、 そう 乗り移るまで… 

 

 

 

 

 

コメント
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