想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

脳みそぐるぐるぐる

2009-01-25 03:07:23 | Weblog
  この週末は再び冬本番の寒さ、融けかけた雪が凍りついてツルツル滑る。
  でもみんなは外で木工、作業小屋の扉を修繕していた。
  うさこはときどきそれを窓から眺めていた。
  ちょっとお疲れちゃんな週末なのである。

  脳を活性化するのに、指を動かすのはとてもいい。

  「瞑想をして脳幹を鍛える」以前に、やらねばならないのは
  脳にはびこった垢落としである。
  固まった情報を揺り動かして、使わない神経を使い、ぐるぐるぐるぐると
  かき回す。かき回されて、整理されなおして、その上で瞑想するなら有効
  であるが、固定概念でこりかたまった脳は、深呼吸して眼を閉じただけでは
  深い瞑想には入れない。
  雑念がわいてきてできない、というのは当然なのである。
  水泳みたいに準備体操が必要ということ。
 
  そこでパソコン初心者の練習はボケ防止にもなるし、便利なツールを使える
  ようになるし一石二鳥、暮らしにも役立って趣味にもつながる。
  表向きはそれで、脳の活性化というサイドBの効果、実はそれが狙いである。

  そうそう、今日の話は先日のパソコン初心者の練習のこと。
  中年以降(70代も含むぞ)の女性が集まってのプチ講習会をしたら
  楽しくて、盛り上がった。
  ブラインドタッチの練習はそれぞれ自宅でやらねばならないが、
  講習(というほどのことでもないが)という名目で集まって、なんだか盛り上がり
  しゃべりまくって、ご飯まで食べて解散した。

  パソコンの画面を見ないで、正確にキーボードで文字を打つことを
  ブラインドタッチといいますね。
  ビジネス文書を打つ人はあたりまえのことだが、趣味でPCを触る
  くらいなら一本指でも差し支えないので、ブラインドタッチなぞ知らんと
  いうひともたくさんいる。

  これを覚えるのに、1日10分を数ヶ月積み重ねる。
  キーボードの定位置(ホームポジション)に4本指を置き、親指は自由にして
  めんどうでも決まった位置を決まった指で打つ。
  10分が20分になり30分になり、と継続して練習しているうちに
  だんだんと指が自然にキーをさすようになる。
  このための練習ソフトもあるようだが、ただキーボードを前に毎日練習すれば
  いずれ上達するので、必要なのはキーボードのみ。ないときは紙の上にキー配列
  を書いたのでもいい。

  では何を打ち込むか。テキストはなんでもいいのだが、ました。 です。
  である。など文末はだいたい同じなので頻度が高い、そういうテキストを使う。
  すると打った量が多いキーを先に覚える。
  すっと指が動き、目的の字が打てる、その箇所が増えるにつれ、
  えーっとどこにあるのかい? とキーを探すのにストレスを感じないようになっていく。
  ストレスから快感へと移行しはじめると、さらに覚えが早くなり上達していく。
  1日10分から始め、数ヶ月すれば、ブラインドタッチで打てるようになる。



  大昔のことだが、わたしは1日2時間程度を続け約一ヶ月くらいで覚えた、
  仕事で使うのだからやむを得ずではあったが、覚えてからはその便利さが
  よくわかった。
  最初はワープロ時代だから親指シフトキーボード、そこからPC、Macへ
  移行するたびにイライラと苦難のときを迎えたが、これまた覚えれば楽であった。
  知るよろこび、これもその一つではあるな。

  そうそう講習会で試しに作ってみたSさんのblog、あと晩ご飯日記もWORDで書いたり、
楽しみが広がりそうだと言う話。
子どもや孫には無理だと言われたけど、意外にやれるわ、と意欲的です。
  そうなんです! ぼちぼちでも続けていくといいと思います。
  

コメント (2)
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