想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

魔除けの笑い

2010-04-13 19:03:06 | Weblog
ベイビーが何ゆえに笑っているかというと‥‥
2号棟の窓から顔を出し、遠方の山を撮ろうとしていたら、そこへカメが現れて、


カメラに気づいたら、かくのごとく固まってポーズを取るんだもの。

     
連続撮影機能を使って瞬間をとらえたのではない、被写体自ら静止して
いるのでそれをしょうがなく撮っているのである。
ヘンなオジサン、ではなくカメ、ではなく、先生であるが、やっぱりヘンだ。

可笑しいのでバカ笑いしながらふと窓の下を見やるとベイビーがいた。
なーんだいたの、って君も笑ってたんだねという具合。

このところ、いつにもましてそばにいるベイビー。
なんだか、くっついてくる。ベイビーは愛称なのにほんとの子どもに戻ったみたいな。
じわーっと寄り添う感に隙間がなくて、あたたかい。
これは何愛というのか? 親子じゃないし、夫婦でもないし、兄弟でもないし、
同士愛でもない。ありふれた愛でない感じの愛であるが、そうだ、仁だな。

仁に包まれれば、ツッパっていたってすぐにほどけてしまいまさあ。
笑ったあとは誰だってほっとする。
節分に豆まきなどしなかったけど、宮司にいただいた南天も山しゅうも植えてあるから
魔除けはバッチリ。
仁のバカ笑いで多少の難儀は吹き飛ばすし、小鬼くらいなら養ってあげてもいい。
角がとれるとどんな顔になるのか興味あるしな。
コメント
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