想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

闘病犬 手術終えひと安心です

2011-05-17 01:41:08 | 親分

ベイビーの手術終わりましたよ、グッドですよ。
ヒヤヒヤしましたよーおっかあは。
お世話になった病院はオールハート動物病院、待ってる間は着信音が
鳴らないからケータイ壊れてるのか、とか、電波が届かないのかとか
山ん中じゃないのに怪しんだりしてね、ドキドキハートだったんだよ、
シャレじゃないよ~。(山の家ではよく電話が切れるのをかけた人は
知ってるでしょ)もう疲れてぼーっとした瞬間、着信音のメロディが
鳴りひびいてケータイをバッと取り上げましたよ。





「無事、今終わりました」
その言葉を待ってました。
うれしいというよりやっと呼吸できる気持ちでした。
「腫瘍が二つあって奥の方のを取るのに手間どりました、遅くなりました」
連絡を下さったお声を聞いて、夜中までさぞかしお疲れだろうと思いました。
正直で一生懸命な先生に心から感謝です。

午後にCT検査、内視鏡検査を終え、手術前に一度顔を見に行きました。
(写真はそのときの撮ったのよん)
朝は引き気味だったベイビーはすでに看護士のおねーさんにもなついて
お医者さまにもベタベタしていてラブラドールの本領発揮でヘラヘラです。
逆に、うさこが声をかけても顔をまっすぐ見ないの、なんだかな~変なの、
どうしたの? って言っても見てくれないんです。
照れているのか、つっぱっているのか、男の子ぶってるのか、なんだかな~
で、少しづつそばにくる感じでした、やっぱ照れてるのか?

検査結果は病理検査からの予想よりはるかに良く転移はないとのことでした。
かかりつけ医で説明されていたお腹を切る方法ではなく、直腸引き抜き術
(プルスルー)という方法で粘膜面を除去して腫瘍を取るほうが負担が軽く
ていいだろうと説明されました。
その方法では取れないのだと思っていたので意外でした、予想外のオマケ。
転移もなく手術方法も開腹しなくて済むという説明に胸のつかえが少し取れ
て家へ戻りました。
あとは先生にお任せ、そしてベイビーのがんばりですから。

院長先生のお名前は池田人司先生、手術日に初めて(主治医の紹介先だから)
お会いしたのですが、まっすぐで情熱的、謙虚な方でした。能ある鷹は
爪隠す的な方であります(ノーあるブタはヘソ隠すと言われるうさこと
ちがうんだなー)。

手順を丁寧に説明してくださって、いつもながらうさこのくどい質問を
いやがることなく、ほんとに丁寧に教えて下さいましたね。
受け答えに曇りが全くない方でした(稀少人種だー)。
親バカチャンリンうさこにはそれはほんとに有り難いことでした。

ブログにアップするから写真撮らせてとお願いしたら、池田先生曰く、
「プレッシャーだなあ」なんてね。
そんなことないんです、腕のいい、キャリアのあるドクターなので大丈夫
ですよと主治医が太鼓判で紹介して下さった方なんです。
ずうずうしいお願いをしたまでで、うさこもめったにそんなことしないの
ですが‥‥単にドキドキハラハラ記念日のために撮りたかったのです。
そして、ベイビー長生きの記念日でもあります。

自分のなかで整理をつけて冷静に望むんだと言い聞かせておりました。
そんなことでどうにもならなかったんですけど‥、心配性なんだわね。
死はいつかは訪れるものだけれど、寿命をまっとうさせてあげたい、
そのためになんでもしたいと思うのです。
いっしょに心配してくださったみなさま、ほんとにありがとうございます。
朝になったらベイビーの顔を見に行ってきます。






コメント (2)
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