今年は長い梅雨でした。
梅雨の合間に太陽が見られる日が殆どなく
急に梅雨明け宣言で戸惑いますが、反面ホッとしています。
お天気が良いと、諏訪湖では、早速ヨットやプレジャーボートが見られます。
2艘のプレジャーボートがゆっくり沖を目指して進んでおり
如何にも夏到来の印象を受けます。
そのうち、2艘のプレジャーボートが
ものすごい轟音と水しぶきをあげて疾走し始めました。
とても豪快で気持ち良さそうです!
穏やかな湖面に荒波が波及してカルガモもビックリ!
何よりも、愉快だったのは、銃砲音でも驚かない漁師泣かせのカワウ達が
一斉に羽を広げて
プレジャーボートの騒音に反応している光景でした!
騒音に反応しているカワウ
漁師サン泣かせのカワウの集団(2020.2)
一昨日は朝から久しぶりに雨が止み、一時太陽が出ました。
しかし、気圧が不安定で、台風並みの強風で
残念ながら撮影日和ではありませんでしたが
出先から諏訪湖を経由すると、ヨットが見られます。
強風を含んでヨットは猛スピードで進んでいます。
ヨットハーバー近くではヨット競技も行われて居る様です。
ヨット競技には最適の日だったかもしれません。
霧ヶ峰方面
ヨット競技
カルガモの親子も無事です。
湖が荒れているので湖岸に避難して居る様です。
下諏訪町の湖岸沿いに在る考古館前に
その昔、諏訪湖の漁法であった四手網が設置されていると
教えて頂いたので出かけてみました。
四手網漁は四角い網を湖の底に沈めて
魚が網に入った頃を見計らって、てこの原理を使って引き上げる漁です。
黄ショウブが咲く湖岸には、教えて頂いた通り
昔ながらの四手網が設置されて居ました。
諏訪湖と共に暮らしてきた人々の様子を伝える考古館が
伝統的な漁法を紹介する「修景」事業として、
2015年度から毎年夏場に設置しているそうです。
11月頃まで設置され、夏休みには
中学生の四手網漁の自習体験も予定されているとの事でした。
網に入るのは鮒や手長エビ・ナマズ等だそうです。
偶然ですがトンビがてこの頂上に留まりました。
網に魚は入って居ませんので
近くの浅瀬の魚を狙って飛来したのでしょう。
人の気配を感じ、飛び去っていきました。
上諏訪側の遊歩道にはこの四手網漁のモニュメントが設置されています。
渦型は水を表現しています。
今は殆ど見かけなくなったドロブネです。
木造ではありませんが、少し小型のドロブネが放置されたままになって居ました。
生花のオブジェの様でした。