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<1. 垣根になっているピラカンサ> |
花を見かける事が少ないこの時期には赤い実が沢山なっていると嬉しくなってしまいます
オレンジ色のピラカンサが垣根になっている場所がありました
赤い実を付けている身近で見つけた植物を集めて見ました
葉が赤く色付いて見えるのは寒中だからでしょうか
ヤブコウジのようにも見えます
画像をクリックしますと実の様子が見られます
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(クリックオン・4枚画像スライドショー)
サラダ街道のたわわに実っていたリンゴの収穫がすっかり終わりました
リンゴ園からはすっかり色彩が消えて
木立の間から遠く北アルプスが透けて見える様になりました
以前にも取り上げていますが この時期 自然の恵みに感謝の気持ちを捧げ
果物の木々の保護はもちろんのこと
小鳥たちや自然に返す意味で残されている木守りを目にすると
果樹園の方々の収穫に対する敬謙な気持ちが伝わりほのぼのします
中にはすでに小鳥たちがついばんだ梨もみられました
実りに感謝する気持や来年の豊作を願って
木にお礼の意味をこめて果物を残しておく習慣が
永く受け継がれている光景は寒さを増している自然の中でぽっと心が温まります
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(クリックオン6枚画像・スライドショー)
鉢植えにしている一重のクチナシに待望の実が出来ました!
園芸品種のクチナシや八重咲きのクチナシには実が出来ずらいと聞いていました
なんとか実が欲しくて一重のクチナシの鉢植えを3年前に買いました
成長に合わせ 今年は一抱えもある大きな鉢に植え替えましたら素晴らしい花付きで
鉢全体が花に覆われ素晴らしい香りを放ちました
(合計で80輪近く咲きました)
以前にもご紹介していますがクチナシには「四徳」ありと古くから言われています
1.清純な白い花色 2.佳い香り 3.瑞々しい葉が常緑である
4.オレンジ色の実がなる
私も一重のクチナシは実が成るので楽しみに植えました
石の上にも三年! 6粒ほどの実をやっと手にする事が出来ましたヨ!
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<1. 生馬(イケマ)の種の旅立ち> |
昨日ガガイモの旅立ちをご紹介しましたが
ガガイモ科に属する植物でイケマ(生馬)はガガイモとそっくりな旅立ちをします
実はガガイモより細長く表皮に突起が少ないので見分けやすいです
イケマはアイヌ語で神の足という意味があり
伝説ではイケマには偉大な霊力があり 魔よけや病よけになっていた様です
乾燥させたイケマの根をハチマキにしたり
肌着に縫い付けたり 首から下げたりすることで
害敵から身を守った生活の知恵から生まれた伝説の様です
7月中旬に開花していたくす玉のような花を興味を持ってながめました
うっかり実がなり始めている様子を写しそびれましたが
実の出来始めは太めのインゲン豆・見方によっては細長いオクラが
房状にぶら下がっている様な印象でした
サイトからボタニカルアートのイケマの実がなっている図をお借りして
スライドショーを作ってみました
風に飛ばされて何れかの地でやがて芽を出し
子孫を増やしていくであろう種の未来を想像する度
果てしない希望を託してしまいます
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(マウスオンクリック・9枚画像)
周囲の山並みが冠雪し始めた頃に
毎年とても興味深く観察しているガガイモの旅立ちの様子を
今年も何箇所かで見る事が出来ました
種髪が風に飛ばされて旅立つ様子は何度見ても興味深く
ながめていると時の経つのを忘れます
実によって種の飛び方に差異があり
まるで意思がある様な動きをしている様子が一層興味深いです
何例か種の旅立ちをスライドショーでご紹介して見ます
花は7月中旬に同じ場所で写したものです
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梅雨のころ繊細なレースの様な花を咲かせていた黄カラスウリが実になっています
黄カラスウリは蔓性で繁殖力が強く葉が茂ると 他の植物に悪影響を及ぼすので
大部分が駆除されて実がなるまで残っているのは少ないのですが
かなり大木の胡桃の木に這いあがって
レモン位の実を付けているのを今年も見る事が出来ました
その昔は天花粉の材料として役立っていた事もあるそうですが
サイトを検索しますと黄カラスウリの果肉を練りこんだ石けんの紹介がありました
ダメージ肌をすばやく修復し 肌荒れや乾燥肌を改善する作用が在り
美しくなめらかな肌を保ってくれるそうですヨ
実の画像にマウスを置いてただきますと花の時期の様子が見られます
駆除される植物の中には役立つ植物もありますネ
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<1. アスパラの赤い実> |
春にいきなり台地からニョキニョキ芽を出すアスパラは雄株と雌株があって
畑では収穫率の良い雄株が主に栽培されているそうですが
まれに雌株が混入していて
晩秋のスモークツリーの葉が群生している様な中で赤い実を付けています
夏のアスパラは若草色の繊細な葉を茂らせています
花屋さんで花束のグリーンや生け花に使われたりしますが
サラダ街道のアスパラは広大な畑一面葉を茂らせて見事な景観を見せてくれました
一位も今年は例年になく赤い実をいっぱい付けています
中には固まって実を付けているものもあります
紅葉が終わりを告げる頃 赤い実が目立って秋の名残りを感じますネ
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信州の古くからの家にはナツメの木が植えられているのを見かけます
今年はどのお宅のナツメも豊作で信じられない位沢山の実を付けています
色付いた実をかじると水分の少ないリンゴに似た味がします
大棗(たいそう)という漢方生薬はこのナツメを乾燥したもので
アレルギーや花粉症の体質改善にも効果がある事が立証されて話題になりました
古くから薬酒にしてすでにお馴染みの方も多く
薬効について検索すれば効能のほどは枚挙にいとまがありませんが
勿体無い事に利用されず なり放題のまま季節を終わるナツメも多く見かけます
ナツメの花
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(クリックオン・4枚画像スライドショー)
サラダ街道の一角にくるみ (カシグルミ) の畑があります
木の丈は3m~5mはゆうにあり うっそうとした森に見えます
今 枝には沢山のクルミの実がなっています
丸い実がひび割れて 中の種が見える頃が収穫時期だそうです
果肉部分をはずして種を取り出し 丸ごと茹でてすこし乾燥させて
くるみ割り器で種を割ると中から美味しい可食部分が現れます
そのままおつまみにして頂いても美味しいですが
信州にはくるみを利用した胡桃おはぎや胡桃だれの五平餅等が
古くから郷土料理として親しまれています