花の少ない冬から早春にかけて咲くクリスマスローズは
冬の貴婦人とも言われとても魅力ある花で珍重されていますネ
安曇野のロックガーデンには色んな種類のクリスマスローズが
沢山開花しはじめています
別名「寒芍薬」とも呼ばれていますネ
花弁のように見えているのは実はがく片で花弁はとても小さく
花芯の回りにあって蜜腺(蜜管)に変化しているそうです
長い冬を耐えうつむき加減に咲く花の姿はとても慎ましやかな印象ですネ
ロックガーデンのクリスマスローズを目にすると
春の花の開花の時期が近い喜びを感じます
ニゲルと呼ばれている純白のクリスマスローズは
和名「初雪おこし」という風情ある名がつけられて
茶席に一輪・茶花として使われます
明治初期に元気の出る精神作用がある薬草(強心剤)として
ヨーロッパから輸入されたそうですヨ
八重咲きのバリエーション豊かな改良品種もステキですネ
シベが成長するにしたがってクス玉のようになり
清楚な中にも華やかで豪華この上ない花に変身します
ピンクのクリスマスローズの根元に花弁が蜜管となっている様子が
はっきり判りますネ