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<1. 生馬(イケマ)の種の旅立ち> |
昨日ガガイモの旅立ちをご紹介しましたが
ガガイモ科に属する植物でイケマ(生馬)はガガイモとそっくりな旅立ちをします
実はガガイモより細長く表皮に突起が少ないので見分けやすいです
イケマはアイヌ語で神の足という意味があり
伝説ではイケマには偉大な霊力があり 魔よけや病よけになっていた様です
乾燥させたイケマの根をハチマキにしたり
肌着に縫い付けたり 首から下げたりすることで
害敵から身を守った生活の知恵から生まれた伝説の様です
7月中旬に開花していたくす玉のような花を興味を持ってながめました
うっかり実がなり始めている様子を写しそびれましたが
実の出来始めは太めのインゲン豆・見方によっては細長いオクラが
房状にぶら下がっている様な印象でした
サイトからボタニカルアートのイケマの実がなっている図をお借りして
スライドショーを作ってみました
風に飛ばされて何れかの地でやがて芽を出し
子孫を増やしていくであろう種の未来を想像する度
果てしない希望を託してしまいます