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<1. 諏訪市の氏子が曳行する秋宮二の御柱の先頭・旗持ち衆> |
(オンクリック・6枚画像スライドショー)
五月八日・九日・十日の三日間 下社の里曳と建御柱が行われました
私は諏訪市街地在住なので下社の氏子に当たります
諏訪市が曳行する御柱・秋二の里曳きには孫達も参加しましたので声援にかけつけました
上手な木やりやラッパ隊の援護に勢い付けられ
太い御柱が少しづつ下社秋宮に向けて曳行されて行きます
御柱の上にはぎっしりと沢山の氏子が乗って 太い御柱はかなりの重さになっていますが
御柱の曳行に参加する人々のほうが遥かに多く集い
道路を埋め尽くす大勢の曳き子(氏子)に曳かれて御柱は徐々に下社秋宮に近付いて行きます
春宮・秋宮に曳き付けられました御柱は それぞれの拝殿の四隅に建てられ
式年造営の祭事が滞りなく終るはずでしたが
初日に行われました春宮での建て御柱の祭事の際に
巨柱を支えていたワイヤーの1本が切れて垂直に建てかけられていた御柱が揺れて
御柱の上部に乗っていた若い氏子数名がバランスを失い
高さ15m位の場所から地面に落下し 2名が死去されると言う残念な事故が起きて
全国ニュースで流れる結果になってしまいましたが
その後は気を引き締めて用心に用心を重ねて命綱をしっかり身体に縛って
慎重に神事が続行され 滞りなく一切の祭事は終わりました
里曳きの日は好天で23万人の参加者があったと地元紙が伝えました
驚くことに上社・下社の両御柱祭には過去最多の192万人の人出があったそうです
4月2日に上社の山出しから始まった諏訪の御柱祭はこれですっかり終了し
7年後の式年造営迄 静かで厳かな神社に戻ります
もし下社・上社にお出かけになる機会がありましたら
是非神殿の四隅に建てられている御柱もご覧くださいネ
画像をクリックして里曳の様子をご覧ください