高遠城址公園入口(雨の日は樹苔が美しい)
正面入り口に在る有形文化財・高遠閣
天下一桜の碑
高遠の桜の開花宣言は6日に地元紙で報じられました
今年は桜の開花宣言が在ってから 気温が低く、寒い日が続きましたので
先日 未だ散ることなく 満開状態であるというニュースが流れました
高遠城址には 入口に在る「高遠閣」以外、大きな建物は無く
城址公園内には1500本もの 色が濃い目の高遠桜が植えられており
どの木も歴史を重ねて古木で苔生し 風格のある桜のお花見が出来る事で知られています
とても幸運なことに 諏訪湖畔のホテルから観光客の便を図って
桜の時期には「高遠へのお花見号」が1日1本発着しています
高遠は車で峠越えをすれば 自宅からそう遠くない距離にありますが
桜の開花時期は 全国から押し寄せる花見客で 駐車場が常に満杯で
運が悪いとかなりの距離歩かねばなりません・・・・・
今日は 生憎の冷たい雨の日でしたが お花見号のバスに便乗して
極近の駐車場から満開の高遠城址を回遊してきました
お天気でしたらゴザが一面に敷かれる場所です
桜雲橋は傘の行列が絶えません
古木の根元に土を盛り上げて ワラで保護し 若い芽の生育を促す試みがなされています
若い芽は「ひこばえ(孫生え)」や「弥子・ヤゴ(根吹き)」とよび
成長し開花まで手厚く保護されているそうです
こうして高遠の桜は年輪を重ねても 次々に世代交代がなされて
毎年、美しく見事な花を咲かせているのです
元気いっぱい若木が育っている