アザミは多種に分類されていて、正確な固有名前が判断し難い植物だと思います。
私の近くでは、ノハラアザミやノアザミ・
環境によっては、かなりの背高に成長しているアザミも見かけるのですが
今回出会ったアザミは見るからに恐ろしい棘が植物全体を覆って居り
草丈は1.5m~2m位もありました。
花の大きさは普通に見かけるアザミの花と変わらないのですが
花が種になって飛散しようとしている種毛の凄いのにビックリ!
ネットで調べてみると、特徴が在るのでアメリカオニアザミとすぐに名が判明
しました。
恐ろしい事に生態系被害防止外来種 である事も判明して、
異常な種の出来方が頷けました。
皮肉にも、青い空に向かってキラキラと輝きながら種毛が飛散して行く様子は
綺麗に輝いて見えます。
アメリカオニアザミは何年かウチの周辺でも繁殖していました。
丁寧に駆除されたのか、ここ1~2年は観ていません。
草丈も高く、株が大きくてびっくりですよね( ゚Д゚)
ウチのホソナガカンバス植物園にも一度侵入しましたが、
翌年には発芽しませんでした。
ドウモウ連合に負けたんかしら( ゚Д゚)
こちらでは見られないアザミですが、
鬼アザミというだけでも逞しそうなのに、その上に「アメリカ」とつくと
さらにごつくて強そうです。
繁殖力も旺盛なのでしょうね。
ノアザミを一度採集して鉢植えにしたことがあります。
翌年だけ咲いて、その後に消えてしまいました。
とても残念でした(^^;)
アザミも種類が多いみたいですね。
ひょっとしたら、目にしていても知らなかっただけなのかもしれませんが
アメリカノアザミというのは初めて聞く種類です。
棘が植物全体を覆っているようですから、気をつけて観察したいと思います。
綿毛がキラキラと輝いて綺麗ですね。
こちらではスズカアザミというのも、よく耳にするのですが、見分け方が
よくわかりません。(>_<)
キセルアザミというのもありますが、これはキセルのように首を垂れているので
私でも見分けがつきます。(^-^)
高原では当たり前に目にしますが、宅地で見るのは久しぶりでしたので駆け寄りました。
花は美しく咲いて居たのですが・・・・・
棘の鋭さには目を見張るものがありました!
美しいものには・・・棘があり過ぎでした。(笑)
花は綺麗ですが、あまりにも背丈が高すぎて、異常を感じますネ。
近づけば花は綺麗ですが棘の恐ろしさに驚かされます。
アザミは大好きな花なのですが・・・
ひと口にアザミの花、といっても色々な種類があるのですね。
アメリカオニアザミ、鬼の名前にふさわしくとげとげがたくさん!
うっかり指が触れたら、かなり痛そうですね。
ふわふわの羽毛のついた種、風に乗って飛ばされていくのですね。
ケセランパセランという謎の物体を連想しました。
霧ヶ峰高原などでは群生しており、沢山の蝶を呼んでいます。
アメリカオニアザミの花はとても綺麗に咲いて居たのですが・・・
近付いて見ると凄い棘で、種毛の飛散の仕方も半端ではありませんでした。
ノアザミの華奢な花でしたら立派な茶花になりますが・・・
アメリカオニアザミはどう見ても無理でしょうネ。
私達の年代は「アザミの唄」を良く口ずさんだりしました。
しかしアザミはスミレと同じで細部に区分されており、はっきりと名が判る種は極小です。
アメリカオニアザミは遠目は美しいのですが・・・
近寄ると凄い棘で生態系被害防止外来種に指定されている事がすぐに理解できます。
どこもかしこも鋭い棘で覆われており・・・
綺麗なものには棘があり過ぎの印象でした。
以前、その正体はガガイモの種毛かもしれないと聞いたことが在ります。
でも、動物性の可能性もあるそうですネ。
得体のしれない浮遊物体。
本当に興味深いです。
アメリカオニアザミも候補に入りそうですネ。
キバナノナデシコの大型の種毛が飛散していく様子も
ケセランパサランを彷彿とさせましたヨ。