凍りもち専用の紙に包んで乾燥させている様子
棒寒天と並び諏訪地方の寒さを利用した特産物に凍りもちがあります
水に浸してすりつぶしたもち米を蒸して牛乳状になったものを
「もろ蓋」と言われる型に流し込んで屋外に出し
カチカチに凍らせてその後、天日で水分をとばして
仕上げるとウエファースの目の粗いような凍りもちが出来上がります
お菓子の原料やそのまま保存食にも使われます
熱湯を注いで2~3分蒸らしておもゆ状態で手軽な離乳食や
胃腸障害の方の流動食にも役立っています
厳しい環境の生活の知恵から生まれた特産物だと言えます
牛乳状のすりつぶしたもち米をもろ蓋で凍らせる様子
残念ながらこのままではではぽそぽそして美味しくありませんが甘味を加えたり工夫次第でいただけます
地元でも余り日常的には食べませんが食事が咽喉を通りづらい時などにはおもゆ状態にして役立ちます
温暖化の影響でしょうか、作って水の中に入れて凍らせるのですが、凍らず、2年連続でカビが生えてしまい、以後は作っていません。
今年はかなり冷え込んでいますので上手くつくれるのでしょうが、残念ながら作るずくが無くなってしまいました。
湯呑み茶碗に砕いた氷餅をいれ、お茶をかけてどろどろにしてから砂糖を入れて良く食べました。
懐かしい味です。
寒さで無気力になったときには凍りもちの現場の方々の事を思い出して背筋を伸ばして時間をすごそうと思います
私は地元でありながら凍りもちの美味しい食べ方を知りません
お砂糖とお茶で味付け良さそうですネ
試してみます
それぞれお国の特産品は、みなこうしたご苦労の積み重ねで生産
されることを肝に銘じていただくことにします。
諏訪湖も全面結氷したとか、例年に比べると早いのでしょうか?
未だ、薄氷で神渡り迄は未だ時間がかかると思いますがこんなに寒い冬は何十年ぶりかで地元でも期待を寄せられています
諏訪湖に温泉が湧いていますので私の側では丸く融けてというか凍らずに空いています
その後、よく似たものを非常食として見つけて、山の携行食にしばらく使いました。
それは、水で簡単に戻って、きな粉をつけて食べるものでしたから、少し違うのかもしれませんが、見た目はよく似ていました。
作っている光景、初めて見ました。寒さを利用した食品の数々、これぞ文化ですね!
諏訪湖凍っちゃいましたか。今年は見れるかな?御神渡り。
凍り餅はかさかさした状態でお湯を注すと固形ではなくなります
炭水化物が容易に摂取できるので携帯食にも役立つとおもいます