心の風景

晴耕雨読を夢見る初老の雑記帳

季節の変り目

2007-03-04 09:36:44 | Weblog
 先日、夜遅くに帰宅したとき、玄関先で夜気に漂う桃花の香を感じました。ほんの一瞬でしたが、微かな香りから春の訪れを実感しました。休日の朝、目を凝らして我が家の庭を眺めると、なんとブルーベリーの花芽が大きく膨らんでいます。山椒の木の枝には新芽が顔を覗かせ、花壇ではハーブの新芽をいたるところに見ることができます。と思えば、庭の草むらの下にフキノトウもちらほら。懐かしい春の香を楽しむため3個ほど摘んで、今夜は芳しいフキノトウ味噌を作ってもらうことにしました。お酒が進みそうです。春先の、こんな生き生き感がわたしは大好きです。
 ところで、先週、娘夫婦に赤ちゃんが生まれることに触れました。あれから1週間。もしやと思っていましたが、昨夜、久しぶりに鹿児島に暮らす長男君から電話がありました。長男夫妻にも赤ちゃん誕生の知らせです。ことしの10月には孫二人が誕生の予定となりました。少子化の時代でありながら、我が家のオバアサンは何やら落ち着かないご様子です。「つわり」がひどそうなので、今月半ばにも仕事を休んで鹿児島にお出かけとか。このあたりは、オバアサンにお任せしておきましょう。
 仕事をもつ娘も、出産にはずいぶん悩んだようですが、育児休業制度などをよく理解して、決断したようです。育児休業法が制定された当時、職場の育児休業制度を立ち上げた経験があります。この少子化の時代、改めて制度の意義を思います。出産手当といった一過性のお手当で問題を解決するというよりも、もう少し長いスパンで出産というものをサポートする制度化が必要なんだと思いました。いずれにしても、安心して子を産み育てる環境づくりが、これからの日本には必要なんでしょう。
 いよいよ3月です。愛用している「超」整理手帳の、昨年11月に始まった第一シート(A4版ジャバラ式1シートで両面16週、年3シート)も先週末で終わり、来週からは第二シートに入ります。第二シートの期間は3月5日から6月24日までです。これが終わる頃は鬱陶しい梅雨の季節の真っ最中ということになります。この先4ヶ月の間に、いったいどんな状況が待ち構えているのか皆目見当もつきませんが、少なくとも周囲に振り回されることのないように、足元をじっくり見つめながら歩んでいきたいと思っています。
 明日からは次男君がイタリアへ卒業旅行に出かけます。もろもろ考え合わせてみると、部厚い本の第1章を読み終え、頁をめくって第2章に進むような、そんな思いを強くしています。
 さぁ、きょうはこれから知人のコンサートに京都へおでかけです。(^^♪

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