心の風景

晴耕雨読を夢見る初老の雑記帳

2025年 お正月

2025-01-03 11:29:52 | Weblog

 時計の針が右に1秒動いた途端に2025年という新しい年を迎えましたが、さて何がどう変わったのか右往左往しているうちに、我が家では総勢14名で元旦の朝を迎えました。
 6人の孫たちにお年玉を渡してお雑煮を食べた後、近所のお不動さんに初詣に出かけました。時間帯が良かったのか比較的スムーズに拝殿まで辿り着けましたが、その行列に行儀よく並んでいたとき、なんと禿頭のど真ん中に鳩の糞が落ちてきました😱。この1年の運(糞)が付いたのだろうと受け止めてはみたものの、さあてどうなんでしょうね(笑)。
 恒例の御神籤は「中吉」と出ました。第四十三番「誠」。「どんな人生になるかは 誰にもわからない どんな人生にするかは あなただけが分る 誠の心を持って生きよ 嘘や上辺の言葉は 自分自身も裏切る」と記されていました。この歳になると、なんとなく納得してしまいます。 境内に張り出されていた運勢表をみると、金曜星(五黄)「末吉」とあります。「何事にも障りある難しい年だが、信心あれば情熱と努力で福大いに来る」。続いて「7・8・9・10月は近親関係に注意する事」と意味深な詞も。ケセラセラ(なるようになるさ)とお気軽に生きて行くか否か(笑)。
 ところで、この年末年始には子や孫が全員集合しました。小さなお家が壊れそうな騒々しさでしたが、私自身が大家族の中で育ちましたので、今年も何事もなく新年を迎えることができたことに感謝です。来年から大学受験生が現れるので、こんな大騒ぎも今年が最後かもしれません。
 きょう最後の来客を送り出し、ふだんの静けさを取り戻した我が家です。来週から「たにまち能」「神経内科検診」「謡曲同好会新年会」「脳ドック」と続きます。月末には中之島の懐徳堂古典講座(「象徴劇としての能『杜若』」全3回+大槻能楽堂)が始まります。
 そう言えば、年末にヤフオクに入札していた観世流改訂謡本45冊まとめ売りを落札しました。どうやら今年は、お能を親しむ1年になりそうです。
 
〈補足〉
 トップに掲げた写真は巳年に因んで白蛇さんにご登場いただきました。昨日、関東組の孫たちを連れて行った神戸ポートミュージアム「átoa(アトア)」で撮りました。アクアリウムを核に舞台美術やデジタルアートが融合する劇場型アクアリウムをコンセプトとする見応えのある水族館でした。

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