家田荘子さんという方がいます。ブログを拝見すると、「女優、OLなど10以上の職業を経て作家に」なり、「2007年、伝法灌頂を受け、僧侶になり、高野山奥の院、 または総本山金剛峯寺にて、不定期に法話を行っている」と紹介されています。
そんな家田さんの著書「四国八十八ヵ所つなぎ遍路」に、先日、グランヴィア大阪で知人と待ち合わせをした際、蔦屋書店で出会いました。「つなぎ遍路」ってなに?と思いながらページをめくっていくと、四国一周約千四百キロを、連休をつかって二泊三日でつなげて歩くお遍路の方法なのだそうです。現在、車利用を含めて13巡目。11年間続けていらっしゃるとか。上には上があるもんです。もともと家田さんは、海行、滝行、霊山行など厳しいお勤めを経験された方のようですから、足元にも及びません。そんな家田さん、わたしが毎朝散歩がてらにお参りしている不動尊を、この夏お参りになっていたことをブログで知りました。
(参考)家田荘子ブログ「心のコトバ」 http://blog.excite.co.jp/shokoieda/
わたしの本棚には、四国遍路に関する本がいつの間にか増えています。遍路に関するもの、空海に関するもの、仏教に関するもの.......。ひとつの特設コーナーができそうです(笑)。でもねえ。悪い癖です。頭でっかちになっていけません。それを切り崩すためにも、歩く。歩いて感じる。四国の風景の中に身を置いて考える。ただひたすら歩く。これしかありません。
ところがです。明日から二泊三日の日程で「歩き遍路(その1)」に出かける計画でしたが、気がかりなのが台風18号の動向です。きょう夜7時のテレビニュースでは、四国横断もありそうな気配、17日の予報円のど真ん中に徳島がありました。さきほど現地の方に電話をすると、「無理はしない方がいい。日程を変更してはどうか」とのアドバイス。恨めしい台風18号め!急きょ予定を変更し、1週間ずらして来週末に出かけることにしました。ざんねんですが、今回は吉野川に架かる橋長300メートルほどの潜水橋も歩く予定ですから、強風が吹こうものなら足を掬われ吉野川にドボン?の可能性もあります。ここはじっくり構えて進めることにいたしましょう。
(注)下の写真は「橋の博物館とくしま」のHPから引用しました。
今回の四国遍路には、もうひとつ災難がありました。いろいろ出発の準備をしていたとき、なんと、なんと。愛用のカメラの電源スイッチが外れてしまったのです。このデジタルカメラ(パナソニックLUMIXーGM)は、3年余り前のバレンタインに、家内からプレゼントしていただいたものでした。
実は去年の秋にも同じ電源スイッチが外れて修理に出したばかりでした。押しボタン式ではなく、リングを横に回すものだったので、使い始めた頃から妙な方向に負荷がかからないだろうかと心配していました。案の定、心配した個所でこけてしまったわけです。ひとつの弱点なんでしょう。
ともあれ、来月には海外旅行も控えています。急きょ、先日知人と呑み会をしたばかりの梅田に再び足を運び、ヨドバシカメラに向かいました。展示されている種類の多さに圧倒されましたが、上位機種はスルーして、気軽に撮影できる初心者クラスに絞って品定めをしました。お店のお兄さんに相談に乗っていただき、CANONのデジタルカメラ(SX720HS)にしました。ケース、予備のバッテリーなど含めて3万7千円。初心者マーク付きの使い勝手のよさそうなカメラでした。さっそくお花をパチリ。ミラーレス一眼に比べて、やや甘いかなあ?ブログ用ですから贅沢は言いません。
というわけで、この週末から始まる連休の間、予定表がぽっかり空いてしまいました(笑)。家田さんの本を読んでしまう?カメラをもってどこかに出かける?先日、七五三の家族写真を撮ったという娘の家に行く?それとも断捨離?さあて、どうしましょう(笑)。