ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

柳本ジャパン快勝!

2005-06-25 21:29:03 | スポーツ
女子バレーワールドグランプリの日本vs韓国戦は、3-0で日本の完勝、これで昨日のポーランド戦に続き2連勝となった。
今日は169cmの菅山が大活躍、彼女はスパイクのキレが良いし、ルックスもかわいい。
アテネで破れた韓国にストレート勝ち、素直に喜びたい。

ただし、今のジャパンのメンバーでは、世界の5,6位にはなれてもメダルは取れない。まして金メダルは絶対に取れない。
致命的な弱点が2つある。
その弱点を、明日のブラジル戦で露呈してしまうだろう。

一つはエースアタッカーの不在。
高橋、菅山は、170cm前後の選手としては超一級品である事は間違い無い。
しかしながら170cmでは、良いトスは決められても、悪いトスはなかなか打ち切れない。レフトアタッカーであっても、エースにはなれない。
レシーバーがファインプレーで何とか上げた苦しいトスを、2枚ブロックをぶち抜いて、理屈抜きに決めるのが世界を狙うチームのエースの仕事である。それは185cm以上の選手にしか出来ない。
大山、栗原がその素質を持っていたわけだが、大山は故障中、栗原は干されているのかな?
柳本監督は2人の復帰を待っているのだろうが、もし将来的に不安があるのであれば、大友をコンバートするなり、高校生の狩野を育てるなりの対策が必要である。

もう一つはセッターの竹下の背の低さ。トスの技術は文句無く一級品だが、ここまで低いと完全な穴になる。
攻撃面では、バックアタックを使うなりしてある程度カバー可能だろうが、ブロックはどうしようもない。
今日の韓国も、徹底して竹下を狙ってきていた。
竹下が前衛の時は、レシーブシフトに穴が出来ていた。
柳本監督は、北京までは竹下と心中するつもりなのだろうが、それはそれとして、控えセッターとしてブロック力がある選手を育てておくべきであろう。
かつての名セッター・中田久美は177cm。14歳の時に故山田監督に見出され、セッターとして英才教育された。
適材が居なければ、木村沙織をセッターにコンバートするのはどうだろう。彼女ならできそうな気がする。

新生ジャパンは、北京オリンピックを見据えたチームだそうだ。
そうであればなおさら、今のうちから世界を狙うための手を打って欲しい。
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