映画「奈緒子」

ビッグコミックスピリッツの往年の人気漫画の映画化、駅伝を題材にした映画だからというよりも、上野樹里が主演なのでDVDを借りてみました。
お相手役は、「14才の母」「ごくせん」の三浦春馬くん。

「喘息の療養で訪れた島で、12歳の奈緒子（上野樹里）は、両親に連れられ釣り船で誤って海に転落、その時救助してくれた雄介（三浦春馬）の父が命を落としてしまう。
それから6年の時が流れ、奈緒子は高校陸上界期待のランナーになっていた雄介に再会、自分があの時の少女だということを雄介に告げるが。。。
雄介の監督の計らいで、奈緒子は雄介たちの夏合宿の手伝いをすることになる。。」
こんな話。

上野樹里、高校時代は陸上部だったんですよね。
走る姿がなかなかさまになってます。
まだ無名の頃、「チルソクの夏」という映画で陸上部員役をやってました。この映画も切なくて良い映画でした。

波切島高校陸上部マネージャーは佐津川愛美、この娘、「笑う大天使（ミカエル）」でも上野樹里と共演してまいたよね。小さくてかわいいです。

天真爛漫な天才ランナー、壱岐雄介。
天才過ぎるがゆえに、チームメイトと上手くいきません。
でも、奈緒子ともわだかまりを捨てて打ち解け、やがてチームも結束して強くなっていきます。

5kmのビルドアップ、3分30秒で入って最後が3分、それも途中が上り坂、それを1日10本、うゎ！と思うような練習風景。
何か自然と感情移入してしまいます。
ロケ地の壱岐はのどかできれいで、こんなとこ走ってみたいなと思いました。
（確か100kmマラソン、あるんでしたよね。）

きっかけは上野樹里ですが、走るモチベーションにプラスになった映画でした。