箱根を舐めていました。
トレイルランニングというよりも、もうこれは登山?
金曜仕事を終えて、会社の仲間と箱根に向かいます。
小田原で途中下車して前夜祭の練習。
飛び込みで入った中華料理屋、「氷菓餃子」が美味でした。
箱根湯本の駅近くの「野次喜多の湯」に宿泊、温泉付き素泊まりで5000円と、物価の高い箱根にしてはリーズナブル。
翌朝は6時起床、7時に、既にコースを一通り試走した海坊主さんの先導で、男5名、女1名の計6名が出発、目指すは約30km先の芦ノ湖湖尻。
箱根湯本駅~阿弥陀寺(海抜330m、約15分)
駅のすぐ裏の舗装道路を上がっていくのですが、いきなり走る気がなくなる急勾配、参道はさらに傾斜が急になり、200m以上上ります。
~塔ノ峰(海抜566m、約23分)
阿弥陀寺からは登山道、ここからはもう完全に登山って感じ、もちろんまったく走れません。
かなり暑かったので、途中に半そでに着替えます。
段々と下界が見え始めます。
~明星ヶ岳(海抜924m、約54分)
せっかく上ったのですが、下って一旦林道に出ます。
林道沿いに1kmくらい走ると明星ヶ岳への登山口、ここから本格的な登山が始まります。
走れる箇所なんてほとんどありません。悪戦苦闘しながら何とか次のピークに到着。
~明神ヶ岳(海抜1169m、42分)
ここまで来るとかなり吹く風が涼しい。
大きな富士山が見えてきました。きれい。
ちょっと気持ちよく走れたかと思うと、すぐに気持ち悪いくらいの上りが、そして明神ヶ岳へ向けての最後の急な上り。
広い山頂から眺める下界は絶景。
行く手に次のピーク、金時山が見えます。あそこまで行くのか、うーん。
~金時山(海抜1213m、1時間25分)
せっかく上ったのに、道はずんずん下っていきます。
でも気持ちよく走れる道が断続的に続きます。
いい気分で走っていると、目の前に、釣鐘状の金時山が姿を現しました。
最後の30分はもう心臓バクバク、5000mのTTをやっている気分。
ここが前半部分最大の難所、それでも立ち止まらないようにと言い聞かせながら、一般の登山客をパスしながら、必至に上ります。
やっとたどり着いた狭い山頂には人が一杯。
自分の身体から湯気が立ち上ってます。
ここで先行していた海坊主くんたちと合流、遅れているメンバーを待ちます。
~長尾峠(1時間11分)
ちょっと休んだら寒いくらいになったので、再度長袖に着替えて出発、金時山からは一気の下り、恐る恐る下ります。
ここからは下り基調なので、さほど厳しい箇所はないと聞いていましたが、どうしてどうして、時々かなりの上りが現れます。
行く手に、今日のゴールの芦ノ湖が見え始めます。
第一関門になる長尾峠をネット走行時間4時間50分で通過、関門は確か7時間なので、少なくとも第一関門は余裕で通過できそうです。
~芦ノ湖水門(約55分)
随分と下ったと思ったのですが、富士見台公園というところで海抜を見たら1100m、俺はまだそんな山の中にいるのか。
湖尻峠へ向けての道を35分くらい行ったところで、レースのコースをはずれ、急な下りを下りました。辛かった。
湖尻水門に到着、本日のゴール。
桃源台から箱根湯本へバスで戻ります。
ずっと外輪山が見えます。あんなところを走ってた(歩いていた)と思うと、ランナーってすげーなーと思います。
再び「野次喜多の湯」で入浴、今日は頑張ったので風呂上りのご褒美はエビス。
湯本駅前のうどんやで打ち上げ、ロマンスカーで帰途につきました。
感想ですが、
1)予想外にきついコースでした。
箱根の外輪山をめぐるコースなのですが、箱根が阿蘇山のような火山で、そのカルデラの中に芦ノ湖や仙石原があるんだということが、初めて実感できました。
2)14時間の制限時間も楽ではないかもしれません。
標識に書いてある登山者用の時間の半分くらいの時間を目安に走ろうと思います。
全コースを試走済みの海坊主くんによれば、後半部分の方が前半よりえぐいそうです。
疲労度は100kmマラソン並?
100kmの感覚、覚悟でレースに臨むことにします。
3)ハイドレーションバッグ、初めて使ったのですが、すごく便利。でも水道の水を入れたのは失敗、まずかった。今度からはちゃんとミネラルウォーターを入れるようにしよう。
トレイルシューズも初めて履いたのですが、やっぱりいいですね。
4)バッグ(25ℓ)がでかすぎた。10~15ℓくらいのバッグを買わなくっちゃ。
5)普通のランニンググローブではなく、軍手をしていったのですが、有効でした。木などをつかんだり、岩場に手をついたりすることが結構ありました。
6)自分が下りが致命的に下手なことがよく分かりました。身体、特に足首が硬いせいでしょうか。
それとも慣れなんでしょうか。いずれにしても、もう少し何とかしないと、かなり辛いことになりそうです。
きつかったけど、山を吹き抜ける風は爽快でした。
ちょっと、嵌るかも。
トレイルランニングというよりも、もうこれは登山?
金曜仕事を終えて、会社の仲間と箱根に向かいます。
小田原で途中下車して前夜祭の練習。
飛び込みで入った中華料理屋、「氷菓餃子」が美味でした。
箱根湯本の駅近くの「野次喜多の湯」に宿泊、温泉付き素泊まりで5000円と、物価の高い箱根にしてはリーズナブル。
翌朝は6時起床、7時に、既にコースを一通り試走した海坊主さんの先導で、男5名、女1名の計6名が出発、目指すは約30km先の芦ノ湖湖尻。
箱根湯本駅~阿弥陀寺(海抜330m、約15分)
駅のすぐ裏の舗装道路を上がっていくのですが、いきなり走る気がなくなる急勾配、参道はさらに傾斜が急になり、200m以上上ります。
~塔ノ峰(海抜566m、約23分)
阿弥陀寺からは登山道、ここからはもう完全に登山って感じ、もちろんまったく走れません。
かなり暑かったので、途中に半そでに着替えます。
段々と下界が見え始めます。
~明星ヶ岳(海抜924m、約54分)
せっかく上ったのですが、下って一旦林道に出ます。
林道沿いに1kmくらい走ると明星ヶ岳への登山口、ここから本格的な登山が始まります。
走れる箇所なんてほとんどありません。悪戦苦闘しながら何とか次のピークに到着。
~明神ヶ岳(海抜1169m、42分)
ここまで来るとかなり吹く風が涼しい。
大きな富士山が見えてきました。きれい。
ちょっと気持ちよく走れたかと思うと、すぐに気持ち悪いくらいの上りが、そして明神ヶ岳へ向けての最後の急な上り。
広い山頂から眺める下界は絶景。
行く手に次のピーク、金時山が見えます。あそこまで行くのか、うーん。
~金時山(海抜1213m、1時間25分)
せっかく上ったのに、道はずんずん下っていきます。
でも気持ちよく走れる道が断続的に続きます。
いい気分で走っていると、目の前に、釣鐘状の金時山が姿を現しました。
最後の30分はもう心臓バクバク、5000mのTTをやっている気分。
ここが前半部分最大の難所、それでも立ち止まらないようにと言い聞かせながら、一般の登山客をパスしながら、必至に上ります。
やっとたどり着いた狭い山頂には人が一杯。
自分の身体から湯気が立ち上ってます。
ここで先行していた海坊主くんたちと合流、遅れているメンバーを待ちます。
~長尾峠(1時間11分)
ちょっと休んだら寒いくらいになったので、再度長袖に着替えて出発、金時山からは一気の下り、恐る恐る下ります。
ここからは下り基調なので、さほど厳しい箇所はないと聞いていましたが、どうしてどうして、時々かなりの上りが現れます。
行く手に、今日のゴールの芦ノ湖が見え始めます。
第一関門になる長尾峠をネット走行時間4時間50分で通過、関門は確か7時間なので、少なくとも第一関門は余裕で通過できそうです。
~芦ノ湖水門(約55分)
随分と下ったと思ったのですが、富士見台公園というところで海抜を見たら1100m、俺はまだそんな山の中にいるのか。
湖尻峠へ向けての道を35分くらい行ったところで、レースのコースをはずれ、急な下りを下りました。辛かった。
湖尻水門に到着、本日のゴール。
桃源台から箱根湯本へバスで戻ります。
ずっと外輪山が見えます。あんなところを走ってた(歩いていた)と思うと、ランナーってすげーなーと思います。
再び「野次喜多の湯」で入浴、今日は頑張ったので風呂上りのご褒美はエビス。
湯本駅前のうどんやで打ち上げ、ロマンスカーで帰途につきました。
感想ですが、
1)予想外にきついコースでした。
箱根の外輪山をめぐるコースなのですが、箱根が阿蘇山のような火山で、そのカルデラの中に芦ノ湖や仙石原があるんだということが、初めて実感できました。
2)14時間の制限時間も楽ではないかもしれません。
標識に書いてある登山者用の時間の半分くらいの時間を目安に走ろうと思います。
全コースを試走済みの海坊主くんによれば、後半部分の方が前半よりえぐいそうです。
疲労度は100kmマラソン並?
100kmの感覚、覚悟でレースに臨むことにします。
3)ハイドレーションバッグ、初めて使ったのですが、すごく便利。でも水道の水を入れたのは失敗、まずかった。今度からはちゃんとミネラルウォーターを入れるようにしよう。
トレイルシューズも初めて履いたのですが、やっぱりいいですね。
4)バッグ(25ℓ)がでかすぎた。10~15ℓくらいのバッグを買わなくっちゃ。
5)普通のランニンググローブではなく、軍手をしていったのですが、有効でした。木などをつかんだり、岩場に手をついたりすることが結構ありました。
6)自分が下りが致命的に下手なことがよく分かりました。身体、特に足首が硬いせいでしょうか。
それとも慣れなんでしょうか。いずれにしても、もう少し何とかしないと、かなり辛いことになりそうです。
きつかったけど、山を吹き抜ける風は爽快でした。
ちょっと、嵌るかも。
金時山の上り下りはきついんですよね~。2005年の7月に42km走った翌朝登りました。確か翌月のクリールに写真がでてたような…。
らすかるさんがそんなにきつく感じるんなら今の私は時間内完走は無理かも…。ああーー!山へ行きたくなってきた!
ハイドレーションパック、私はクエン酸飲料とスポドリをミックスして入れてました。山ってお腹空きませんでしたか?
餃子がきれいですね~~
使っていくたびに臭いが気にならなくなりますよ。
でも残量が判らない。。。がデメリットですね。
RASCALさんって山岳ははじめてでしたっけ?意外です。
私も試走をせねば、と思っていますが時間が取れなくて。
来月までに身体は治るんだろうか?それも疑問ですが。。。
時間内完走を目指して頑張るのみですね。
試走レポート参考になります。やっぱりきついんですねぇ。試走の有無が結果に大きく反映されそうですね。私も行かなきゃ。
初トレレース楽しんで制覇してください。
箱根は仕事の都合でまだ参加できるかわかりませんが・・・
また次回の試走レポート期待してます。
いよいよそっち方面に本格的進出ですね♪
私も下りが苦手.....ってか怖くて、そこらへんが「山」に向かえない最大の理由です。
景色見ながらノンビリ走るのは楽しそうですけどね♪
確かに金時山の上りはきついが、きつい上りは金時山だけではない。
走れるところをこまめに走って、上りもなるべく早足で上って、ですかね。
試走の前半のタイムが5時間半、私の100kmマラソンの中間点通過タイムがこんな感じ。
後半の試走をしてみないとなんともいえませんが、疲れや夜になることも考えると、楽ではないのでは。
100kmに出る時くらいの気合で臨みます。
sunさん
はじめまして。
きついです。(きっぱり!)
餃子は、肉汁たっぷりでおいしかったです。
barmyさん
まずい水ではなかったので、箱根の宿の水道水を入れたのですが、あれは、ハイドレーションパックの匂いだったのかな。
山、初めてなんですよ。
今まで、高尾~陣馬の往復を1回やったことがあるだけ。
ただ完走だけを目指して走ります。
yasさん
はじめまして。
やっぱり、見ると聞くとは大違い。
ぜひ試走をされてみてください。
湘南国際の時も思ったけど、近くで見る大きい富士山は素敵ですね。
でも、午後には雲に隠れちゃったけど。
このコースであれば、ほとんど歩いても、ギリギリ日帰りでいけるかと思いますので、ぜひ。
マサシさん
後半部分は5月の中旬、レースの2週間前に試走する予定です。
またレポートします。
「た」さん
のんびり走れるようなコースではありませんでした。
普通に歩いて上っても、心臓バクバク。
そんな坂を下ることもあるわけで、木につかまったり、地面に手を着いたり、軍手が1日で真っ黒になりました。
小屋には何回登ったかチェックしていたんだけどもう消えちゃったかな?
金時ばぁさんは店を開ける為、毎日登ってくるという話にびっくりさせられました。