ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

猫物語(白)

2010-12-10 21:15:49 | 読書
「化物語」「傷物語」「偽物語」「猫物語(黒)」に続く、西尾維新の化物語シリーズ第5弾、と思ったのですが、新シリーズですね。これは。
時系列的には、傷物語→猫物語(黒)→化物語→偽物語、ここまでは出版順と時期が順不同でしたが、今回は今までの話の後日譚。

サブタイは「つばさタイガー」、ヒロインはもちろん完全無欠の委員長・羽川翼です。
「化物語」の「つばさキャット」、「猫物語(黒)」の「つばさファミリー」に続く3回目の登場、「傷物語」もつばささんがヒロインみたいなもんでしたから、圧倒的な登場回数です。

今までの話は全部、主人公・阿良々木暦(アララギ コヨミ)の一人称小説で、それゆえ物語の1/3位は、ヒロインのボケとそれに対する暦くんのツッコミで、それがこのシリーズのテーマみたいなもんだったのですが、今回の作品は委員長・羽川翼さんのモノローグ。
それゆえ最初はちょっと物足りない感じもしたのですが、戦場ヶ原ひたぎさんが登場した辺りから話に引き込まれました。
ツンデレ以上、ツンドラと言われていたひたぎさんも、すっかり丸くなってました。
でも、ところどころでやっぱりひたぎさんの本領発揮、ひたぎさんとつばささんの恋敵トーク、面白かったです。

完全無欠の委員長、羽川翼がダークゾーンが開放され、本当の自分を取り戻す、まあハッピーエンドって言っていいんでしょうね。

それにしても暦くん、今回はクライマックスのおいしいところでちょっとだけ登場、でも、いつの間にこんなにかっこよくなってしまったんでしょうか。。。
次作の「傾物語」(カブキモノガタリ)、サブタイは「まよいキョンシー」、八九寺真宵ちゃんの登場です。

発売日は12月24日だって。
本当にそんなに早く出せるんでしょうかね。
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