ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

新潮文庫の100冊チャレンジ結果

2013-12-30 09:43:46 | 読書
「新潮文庫の100冊」というのが毎年夏に発表されるのですが、私が入っている読書専用のSNS、「読書メーター」で、これを全部読んでしまおうなどというコミュが立ったので、参加しました。
しかも、意外とこれにはまってしまいました。

それで、最終的にどうなったかと言いますと、94冊まで読みました(2012年1月以降に読んだ本を既読本としています)。
といっても、新潮文庫の100冊と言いながら、実は100冊ではない。村上春樹の「1Q84」みたいに全6巻なんてのもあるので、全部で122冊。
なのでまだ28冊残していることになります。

でも、始めたときはここまで読むとは思いませんでした。
足を手術して思うように走れなかったのと、嵌りやすい自分の性格の結果かと。
正直言って100冊と言っても玉石混交、あまり面白くない本もありました。
でも、こうして半強制的にいろんな作家さんの本を読んで、こんなことでもなければ絶対に読まない作家さんの本も読めて、すごく良かったと思っています。

自分なりに、読んだ本のベスト5をつけてみました。

【小説部門】
1位:サクリファイス(近藤 史恵)
2位:花宵道中(宮木 あや子)
3位:燃えよ剣(司馬 遼太郎)
4位:夜のピクニック(恩田 陸)
5位:博士の愛した数式(小川 洋子)

【ノンフィクション部門】
1位:散るぞ悲しき(梯 久美子)
2位:零式戦闘機(吉村 昭)
3位:凍(沢木 耕太郎)
4位:一勝九敗(柳井 正)
5位:無人島で生きる十六人(須川 邦彦)

で、残りの28冊なのですが、全く読んだことがないのが以下の18冊。
晩年(太宰 治)(ただし「道化の華」だけ既読)
人間の建設(小林 秀雄)
黒い雨(井伏 鱒二)
檸檬(梶井 基次郎)
つぶやき岩の秘密(新田 次郎)
三国志(一)桃園の巻(吉川 英治)
塩狩峠(三浦 綾子)
オイアウエ漂流記(荻原 浩)
ブラバン(津原 泰水)
風立ちぬ・美しい村(堀 辰雄)
ようこそ地球さん(星 新一)
格安エアラインで世界一周(下川 裕二)
絶対貧困―世界リアル貧困学講義(石井 光太)
フラッシュ・ポイント・天命探偵真田省吾4(神永 学)
海底二万里(上)(下)(ジュール・ヴェルヌ)
トム・ソーヤ―の冒険(マーク・トウェイン)
赤毛のアン(ルーシー・モンゴメリー)

既読本が以下の10冊
銀河鉄道の夜(宮沢 賢治)
金閣寺(三島 由紀夫)
痴人の愛(谷崎 潤一郎)
壁(安倍 公房)
日本百名山(深田 久弥)
少年H(上)(下)(妹尾 河童)
罪と罰(上)(下)(ドストエフスキー)
車輪の下(ヘルマン・ヘッセ)

文豪の名作系を多く残しているようです。
「車輪の下」とか「罪と罰」なんて、既読って言ったって、多分、高校生時分だもんなー。

これ、あくまで2013年の100冊なんで、ホントは今年中に読めるとよかったんだけど。
来年の夏には、また新たに「2014年の100冊」が発表されていまいます。
制限時間オーバーだけど、ここまで来たら最後まで完走を目指し、来年の夏までにゆるゆると残りを読むことにします。


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