ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

長嶋選手の空振り

2013-05-11 10:08:42 | スポーツ
私の実家は文京区小石川、読売巨人軍の本拠地、東京ドームから徒歩5分くらいのところにあります。
当然の成り行きで、物心ついたときには既に巨人ファンでした。

子供のころ、当時は東京ドームではなくて後楽園球場でしたが、シーズンに何回か、父に連れられて巨人戦を見に行ってました。
長嶋選手の現役時代の姿も記憶しています。
愛嬌があるといったらちょっと失礼かもしれませんが、スタンドに入るファウルボールを追いかける時の躍動感も、三振した時のさり気ないしぐさも、ファンにアピールするものがある選手でした。
天然でやっているのか、そう見えることを計算してやっているのか、まあ、当時は天然ってことになってました。

愛弟子の松井選手とともに受賞した国民栄誉賞のセレモニーの始球式の映像が、何度もTVから流れました。
さすがに「お年を召されたな」という印象は拭えませんでした。
それでも、脳梗塞の後遺症で右半身が不自由な77歳が、それも右ききの人が、左手一本でバットを振った。
あれ、打ちにいったんでしょうね。相変わらず、何とも愛嬌があるというか、サービス精神旺盛というか。
でも、プロのアスリートの役目って、人々に勇気とか、希望とか、元気を与えることだとすると、あの空振りは、同じような後遺症を抱えてリハビリをしている人に元気を与える空振りだったと思います。

やっぱり計算してやってるのかな。長嶋さんは。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 松井選手の初ホームラン | トップ | 哲学堂公園までジョグ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

スポーツ」カテゴリの最新記事