ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

甲州フルーツマラソン完走記

2010-10-17 17:00:57 | マラソン・レース
多分、この調子じゃ全然駄目だろうなと思ったのですが、案の定全然駄目でした。
朝5時起き、5時45分に家を出て中央線の各駅停車に(朝早すぎて快速がない)。
電車に乗ると、オールで遊んだと思われる若者達から発せられる、すえた酒の匂いが車両に充満。
立川で甲府行きに乗り換えると、混んでて座れず、勝沼ぶどう郷まで1時間20分立ちっぱなし。
おまけに携帯を家に忘れて、会場でラン友と連絡を取れない。
朝からモチベ-ション下がりまくりです。

テキトーにストレッチだけして、1ミリもアップせずにだらーんとスタートラインに並びます。
第1回甲州フルーツマラソンといっても、ハーフのコースは昨年までの勝沼ぶどう郷マラソンと全く一緒。
5kmくらいまでは、断続的に急な上りがあります。
今年から3km毎に距離表示が出来たのですが、3kmが17分、6kmが35分、もうほとんど㌔6分。

昨年が1時間44分、一昨年が1時間45分だったので、今年も1時間45分くらいで走れたらいいな、位には思っていましたが、いくら上りがあったとはいえ、スタート後に渋滞があったとはいえ、これでははしにならない。
6kmを過ぎると、コースはアップダウンを繰り返しながらも下り基調になります。
ビハインドを取り返すために、ここを4分半で、なんてことをやると、今度は12kmからの上りが上れなくなる。
ここは自重、キロ5分くらいの巡航速度で走ります。
この時点で、もうタイムはどうでもいいやと思ってました。

下りきって、12kmから再度の上り、と、前のほうから「救護お願いします!」の声、若者が頭から血を流して倒れています。
ただ転んだだけでは普通頭は打たない。
きっと意識が朦朧となって転倒したんでしょう。気の毒に。
「このようになってはいけない。」本当はこの上りは自分的には頑張りどころ、抜きどころなのですが、自分にそう言い訳して、あまり頑張らないことにしました。

坂を上りきって勝沼ぶどう郷の駅前、15km地点、ここからは基本的に下りです。
時計は既に1時間21分、このままでは1時間50分を越えます。
それはちょっとかっこ悪いのでペ-スアップ。
ごぼう抜きとはいきませんが、目の前のランナーを一人ずつ拾っていきます。
ギリギリ、1時間49分49秒(ネットは1時間49分11秒くらい)でゴールを駆け抜けました。

背中は痛まなかったけど、右足首は今ちょっとじんじんしてます。

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2 コメント

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お疲れ様でした ()
2010-10-21 00:00:44
フルーツマラソン行かれたんですねえ。そっか勝沼のことなんだ?
私はタートルで今季初ハーフしてきました。
がんばったのに1時間50分超えてしまいました(汗
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甲州フルーツマラソン (RASCAL)
2010-10-21 19:54:32
城さん
勝沼ぶどう郷マラソン+大菩薩峠登山競争=第1回甲州フルーツマラソン、ってことらしい。
ハーフのコースは去年と全く同じ、ブドウ畑の中を上ったり下ったり。
違いといえば、スタート時間が早くなったことくらい。これはきつかった。
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