北京オリンピック、終幕

北京オリンピックが終幕しました。やっと。。。

私の世代は、幼少期に東京オリンピックを体験しています。
あの、おそらくは今回の北京以上の、国を挙げてのお祭り騒ぎを、客観的に受け止めることが出来ない自我の形成期に、海馬に刷り込まれてしまったわけです。

あのオリンピックは、私の世代の人格形成に少なからず影響を与えています。
そしてそれは、オリンピック、とか、金メダルとかという単語を聞くたびに、あの幼児体験を無自我の奥底から呼び戻すわけです。

これでやっと日常が帰ってきます。
安眠できます。
溜まったドラマやアニメのビデオも見れます。

今回は、ベテラン勢の活躍が目立ちました。
競泳の北島選手、柔道の谷本、上野、内柴選手、レスリングの伊調馨選手、吉田選手、個人種目金メダル８個中７個がアテネからの連覇。
その他にも柔道の谷、塚田、レスリングの伊調（姉）、浜口、そして競泳の中村選手、みな一様に「アテネの時よりうれしい。」とのコメント。
この４年間の苦労が想像されます。

反面、新星と呼べる選手が少なかったのはちょっと残念。
体操の内村航平選手と柔道の中村美里選手くらいか。

でも、勝った人も、勝てなかった人も、選手の皆様、ご苦労様でした。