高校時代の不祥事で表舞台から遠ざかっていた走(かける)を見つけたハイジは、彼を自分の住んでいる「竹青荘」に住まわせた。そして同じ「竹青荘」に住む寛政大学の仲間10人と、箱根駅伝に出ようと言い出した。。。。
読み始めたときは、本当にバカらしい話だと思った。「買って損した。」とも思った。
ニコチン中毒の2浪の5年生や、5kmもまともに走れない漫画狂が、半年やそこらで体育会の学生並に走れるようになるはずがない。10人で箱根を目指せるはずもない。素人が厳しい練習して、誰も故障者が出ないなんてことはありえない。何より、「いやいやながら」「無理やりに」とか、「ちょっとやってみるか」とか、そんな程度のモチベーションで、箱根を目指せるほど速くなるはずがない。
なんか、走っている人を馬鹿にした話だなーなんて思った。
でも、まあ、ちゃんと取材はしているし、そもそも小説ってそういうもんだし、フィクションと割り切ってしまえば良い。
一旦そう思ってしまえば、この小説はすごく面白い。
箱根の予選会の辺りからは、段々引き込まれて、4時間くらいぶっ続けで最後まで一気に読んでしまった。
何より、走る事に対する理解と賞賛が、全編に感じられた。
ハイジの言葉が心地よく心に響く。
「長距離選手に対する一番の褒め言葉が何か分かるか。」
「速い、ですか。」
「いいや、『強い』だよ。」
「『好きなら走れ』。以上」
「走ることを楽しむ」自分らみたいな市民ランナー、ファンランナーの気持ちがそのまま上を目指す気持ち、努力、克己心、無我夢中、死に物狂いといったことに、自然と繋がっている。
-走るの好きか。
-俺は知りたいんだ。走るってどういうことなのか。
オイラもっす。
読み始めたときは、本当にバカらしい話だと思った。「買って損した。」とも思った。
ニコチン中毒の2浪の5年生や、5kmもまともに走れない漫画狂が、半年やそこらで体育会の学生並に走れるようになるはずがない。10人で箱根を目指せるはずもない。素人が厳しい練習して、誰も故障者が出ないなんてことはありえない。何より、「いやいやながら」「無理やりに」とか、「ちょっとやってみるか」とか、そんな程度のモチベーションで、箱根を目指せるほど速くなるはずがない。
なんか、走っている人を馬鹿にした話だなーなんて思った。
でも、まあ、ちゃんと取材はしているし、そもそも小説ってそういうもんだし、フィクションと割り切ってしまえば良い。
一旦そう思ってしまえば、この小説はすごく面白い。
箱根の予選会の辺りからは、段々引き込まれて、4時間くらいぶっ続けで最後まで一気に読んでしまった。
何より、走る事に対する理解と賞賛が、全編に感じられた。
ハイジの言葉が心地よく心に響く。
「長距離選手に対する一番の褒め言葉が何か分かるか。」
「速い、ですか。」
「いいや、『強い』だよ。」
「『好きなら走れ』。以上」
「走ることを楽しむ」自分らみたいな市民ランナー、ファンランナーの気持ちがそのまま上を目指す気持ち、努力、克己心、無我夢中、死に物狂いといったことに、自然と繋がっている。
-走るの好きか。
-俺は知りたいんだ。走るってどういうことなのか。
オイラもっす。
ある選手に読むように勧められて
あっという間に読み終わりました
残念ながら東京女子はつぶれてしまいましたが
長距離選手の褒めコトバ
『 強い選手 』
これをめざすべく、ただいま山トレ実施中
秋には昨年の数百倍強くたくましくなって
絶対に目標を達成したいなぁ
北丹沢・富士山のおかげで思いのほか
はやめにスイッチが入ったのでたのしみです♪
今期は賢いトレ-ニングをして、確実に成長したいです
らすかる-も、これからたのしみなレ-スばかりだね!
どこかのレ-スでお逢いできるの、激たのしみ♪
久しぶり、足は大丈夫?
一昨年のナイター陸上、みらくるが初めてトラックの5000mで20分を切ったレースを見て、強いなーと思った。
応援してて、でも20分はちょっと無理かなと思ったラスト1周のスパート。あの時は、「自分もこんなふうに走れるランナーになりたい。」と純粋に思った。
応援してます。
北丹沢も、富士登山も、頑張ってね。
始めは「なんだこれは」って本でした。あるわけないだろとバカにしながら読んでいました。
ところが……,引き込まれてしまいました。最後は涙が出ましたね。
「強い」ランナーになりたいですね。どんな条件でも,ウルトラを完走できるように。
この前に読んだ「一瞬の風になれ」とこれの2冊は,陸上っておもしろいなと思わせてくれますね。
「一瞬の風になれ」を読んで,大阪世界陸上の400継決勝のチケットをとってしまいました。
それにしても大学の名前だけは何とかして欲しかった。。。
寛政=法政、真中=中央、道地堂=順天堂、しかし六道って?
明日は8時間MMMMMMMMMMMMMMM!
だからシロウトには単純に若者の根性成功もので楽しめるんじゃないかと思います。でも、この本って、ランナーの読書率が高いですよね。
ランナーのみんなは同じように感じながら読んでて、単純に感動できる人は少なかったんじゃないか、なんて思います。
「六道」は仏教用語っぽいし、当然駒沢でしょう。東京の有名大学に偏らず関東各県の大学が出てるところが、気を遣ってるなーなんても思いました。
後半は引き込まれました。
ホント、明日会社があるのに3時過ぎまで読んでました。
陸上の深さ、時々入り口ぐらいは見ることがあるのですが、深遠があるんだって思わせる話でした。
shimoさん
走ることに対する、尊敬、とか、賞賛とか、そういうものが感じられる本でした。
引き込まれました。
KPさん
仏教系ですから、やっぱり駒大なんでしょう。
一昨年、トップと1分差というおいしい場面で9区を走って、あえなく撃沈したキャプテンの糟谷くんを思い浮かべてしまいました。
さまりすさん
私が一番好きな本と言えば、司馬遼太郎の「坂の上の雲」と井上健彦の「スラムダンク」。
司馬遼太郎の描く歴史上の人物だって、当然創作が入っているわけで。。。
スラムダンクだって、バスケをやっている人からみれば、バスケ始めたばかりの元不良が全国大会なんて行けるわけねーよ、と思うわけで。
走ることに理解があり、それなりにランナーの気持ちを知ろうと努力した人が書いた小説ってことで、単純に感動していいのではないですかね。