多摩湖駅伝参戦記

足の調子がいまひとつ、荒川市民マラソン以来１ｍも走らないままにこの日をむかえました。
普通のレースだったら多分棄権していたと思いますが、駅伝はそういうわけにはいかないもんね。

コースは多摩湖自転車道の湖周回コースの一部、練習でよく走っているコースです。
中学や高校の部活のチームが多い、「本気だぜ。」と書いてマジだぜと読ませるような大会、走友会も本気系の神宮ＡＣと南蛮連合が出走してました。
我々は、会社のクラブで参戦なのですが、そういうレベルではないので、さてどうなることやら。。

駅についたときは曇りだったのですが、着替え終わった頃からかなりの雨に。
朝9:00からのショートの部（4人で12km）はびしょぬれの中のスタート。
壮年の部で1チームだけのエントリーなので、これは真剣に走らねばなりません。
私は３走、１・２走は自分より走力があるメンバーなので、当然背後から迫られます。
中学生、高校生には抜かれても、壮年の部のゼッケンには絶対に抜かせない、それだけを考えて走りました。
このコース、練習のときはいつも反時計周りに走っているのですが、時計回りに回ると結構な上り坂で、違うコースみたい。きついです。
リレーゾーンまでラスト500mは一転下り、壮年の部のランナーを一人抜いたのですが、向こうも意地でラスト50mで抜き返されてしまいました。まあ、順位はキープできたので、良しとします。

ロングの部（4人で24km）は、一般の部・4チームでの参加、1チームだけはマジ編成ですが、それ以外は全員参加、実力平均のチーム構成、しかも我々に至っては仮装チーム！
仮装してるのは自分らだけ。かなり浮いてます。
「今年から『仮装の部』というのが出来たのですか？」などという、冷ややかな質問も受けました。
少なくともお気楽に走っていい雰囲気ではありません。
しかも一人約6ｋのアップダウンコースなのに、4走の繰上げスタートは１時間30分後、1時間半って、キロ5分ペースじゃないですか。
そんなことは全く知らずにチームを編成、2、3走に遅めの女性を入れていたりして、マジチーム以外の3チームは繰上げスタート必至！？

我がチームは、１走は、セーラー服のおじさん。
２走は、アラビアンナイトのお姉さん。
３走は、両手にボンボンを持ったチアガールのお姉さん。
アンカーの私が、ガンダムのシャア・アズナブル、もっともマニアックすぎてほとんど分かる人はいませんでした。
まあ、走り出してみると、唯一の仮装チームである我々に対する応援は、総じて好意的でした。


やっぱり駅伝というのは独特の雰囲気があるもので、普段はキロ6分でもきついといっている人も必死に走って、4チーム中3チームが、襷がつながりました。
我が仮装チームも、残り10秒ちょっと、ギリギリで間に合いました。
繰上げまであと1分の声がかかった後、坂道を必死に駆け上がってくるチアガールが見えたときは、ちょっと感動しました。
頑張りモードの周囲に押され、自分も少しでも順位を上げようと走ったのですが、2本目の疲れ、体調今いち、衣装が重く、パンツがずり下がるなどの理由により、なかなかペースが上がりません。折返し地点は、ショートの部のときより1分近く遅いタイム。
繰上げスタートの速い人に抜かれもしましたが、それでもちょっとは順位は上げられたかな。

無事全員ゴールの後は、朝の雨がうそのような晴天。
花小金井のスーパー銭湯「お風呂の王様」まで、ジョグ組と電車組に分かれて移動。
自分はもちろん電車組です。はい。

天然温泉で汗を流した後は、新大久保の「無鉄砲」で焼肉アフター。
昼間っから、サムギョプサルで「チャミソル　ジュセヨ」です。


二次会にカラオケ３時間。