ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

東京マラソンをTV観戦

2016-02-29 07:10:30 | マラソン・レース
東京マラソン、第10回にして初めて、TV観戦しました。
過去5回出走、残りの4回は応援で沿道に出ていました。
今回も、例年ほどではないにしても、友人が数多く走っていて、どうしようかなとは思ったのですが、オリンピック代表選考レースだし、東洋大の服部選手、青学大の一色選手、今年の箱根2区の区間賞、3位の選手が走る、フレッシュが選手がどれくらいマラソンを走れるのか、見てみたくなりました。沿道にでると、トップのレース展開なんて関係なく、知り合いの応援になってしまうので。

レースは、世界のトップクラスと日本人選手の実力差をまざまざと見せつけられる結果となりました。
ペースメーカー設定はキロ2分58秒だったらしいのですが、今の日本でこのペースで行ける選手はいない。
一人村山選手がトップ集団に食らいつきましたが、ハーフまでついていくのがやっと。
リオの代表選考レースということもあって、残りの有力選手は全員中断待機のスローペース。こんなレース展開になるのであれば、日本陸連、3分5秒くらいの第二ペースランナーも考えた方がよいのではないでしょうか。

30kmでようやく東洋大の服部選手が飛び出したものの、やはり最後まで走り切れるものではなかった。
結局マイペース待機組が落ちてきた選手を拾って、日本人選手の1,2,3位になりました。
確かに青学大の選手は称えられるべき、東京オリンピックで世界と互角に戦える陸上競技があるとすれば、それはやはりマラソンでしょう。選手たちにそういう目標、意識を持たせた原監督の指導に感服です。
と同時に、駅伝で勝つだけが部の目標ではない、王者青学の余裕も感じてしまいます。

でも、玉砕覚悟のチャレンジでで世界との差を体感した村山選手、30kmで果敢に飛び出した服部選手も、青学の下田、一色両選手と同じくらいに拍手です。
今井をはじめ、実業団の選手たちはどうしちゃったのでしょうか。ヤクルトの高宮選手が日本人1位にはなりましたが、漁夫の利という感じがしないでもありません。
何よりも、「学生に引っ張らせるなよ」と思いました。
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