秋田100キロチャレンジマラソン実行委員会から、「平成18年度・19年度の100キロマラソン大会休止について」という内容の手紙が来ました。
正直に窮状が説明されており、実行委員会の方々の我々ランナーに対する誠意が感じられ、感銘を受けたので、ここにほぼ全文を転記します。
(前略)これまで17年続けてきた本大会を、大変残念であり申し訳ないことですが、休止しなければならない状況に追い込まれました。
ご承知のように、平成の市町村合併に伴い、新しい市も誕生し、地域の課題解消に向けた具体的な取り組みが始まっています。特に地方においては将来的な財政の健全化を図るための行政改革が推進され、ただでさえ厳しい財政状況の中、徹底した削減方針の下で各自治体の来年度予算編成が行われています。
今年度は、北秋田市・仙北市両市長のご配慮により、昨年並みの行政援助となりましたが、今後これまでのような資金援助が期待できないのが現状です。
これまでにご支援いただいた民間企業については、公共事業の削減や地元産業停滞のあおりを受け、これまでと同様な援助は期待できません。大企業といえども、大会への協賛は直接的な交渉ではなく、既に広告代理店などに委ねている現状です。
私ども事務局の者が昨年末から今年にかけて、県内はもとより仙台や東京の協賛企業先に奔走しましたが、よい結果は得られませんでした。
(中略)このように財政的に見通しが立たず、国体を控えた行政からの支援体制も固まらない中で、大会を強行すれば、大きな負担を抱えることは目に見えております。もし負債をかかえた場合、有志個人の集まりである大会実行委員会では到底返済することが出来ません。
そうした一方で、白馬の騎士のごとく最終的な責任を負ってくださる組織や個人の方が現れてくださればと考え、一応は来年度18回大会への準備は整えたのですが、現状ではその可能性さえ見出せません。また、沿道で皆様ランナーの方を応援し、励ましてくださった地元ボランティアの方々についても、高齢化の波が一段と深刻化し、その確保や協力についても再検討しなければならない状況となっています。
こうしたさまざまな現状を考えると、当面の平成18年度・19年度の2年間、本大会を休止するのが懸命な選択であると言う結論に達した次第です。
(中略)この大会は、「地域づくり、人づくり、仲間づくり」を基本理念に、皆様方ランナーの方たちとその輪を広げ、地域の活性化や地域の環境づくりに貢献してきました。懸命に走っている皆様方の姿を見て、我々地元の人間はどんなに勇気づけられたことでしょう。
来年度の大会を楽しみにしていらした皆様、100キロ挑戦に意欲を燃やしていらした皆様には本当に申し訳ないお知らせですが、状況をご理解の上、なにとぞお許し願いたいと存じます。
我々実行委員会のメンバーたちは、これまで創り上げてきた皆様方との輪を貴重な財産と考え、100キロマラソン再開に向け、また新たな地域発展事業の展開に向け努力していく所存です。どうかそのときには、秋田のこの地域で、再び皆様方の勇姿を見せてくださるようお願い申し上げます。
最後に、これまで100キロマラソンに参加してくださったランナーの皆様に深く感謝申し上げるとともに、皆様がいつまでも健康で走り続けられるようお祈り申し上げます。
昨年100kmに初チャレンジし、ゴールまではたどり着いたものの制限時間オーバーで未完走扱い。
今年はリベンジに燃えていただけにショックであり、残念です。
今まで知ることがなかった主催者の方々のご苦労には、心からありがとうございましたと言いたいです。
08年の秋には、必ず再開していただけることを信じ、その時には必ず完走できるよう、走り続けることにします。
実行委員会の皆様、応援しています。
正直に窮状が説明されており、実行委員会の方々の我々ランナーに対する誠意が感じられ、感銘を受けたので、ここにほぼ全文を転記します。
(前略)これまで17年続けてきた本大会を、大変残念であり申し訳ないことですが、休止しなければならない状況に追い込まれました。
ご承知のように、平成の市町村合併に伴い、新しい市も誕生し、地域の課題解消に向けた具体的な取り組みが始まっています。特に地方においては将来的な財政の健全化を図るための行政改革が推進され、ただでさえ厳しい財政状況の中、徹底した削減方針の下で各自治体の来年度予算編成が行われています。
今年度は、北秋田市・仙北市両市長のご配慮により、昨年並みの行政援助となりましたが、今後これまでのような資金援助が期待できないのが現状です。
これまでにご支援いただいた民間企業については、公共事業の削減や地元産業停滞のあおりを受け、これまでと同様な援助は期待できません。大企業といえども、大会への協賛は直接的な交渉ではなく、既に広告代理店などに委ねている現状です。
私ども事務局の者が昨年末から今年にかけて、県内はもとより仙台や東京の協賛企業先に奔走しましたが、よい結果は得られませんでした。
(中略)このように財政的に見通しが立たず、国体を控えた行政からの支援体制も固まらない中で、大会を強行すれば、大きな負担を抱えることは目に見えております。もし負債をかかえた場合、有志個人の集まりである大会実行委員会では到底返済することが出来ません。
そうした一方で、白馬の騎士のごとく最終的な責任を負ってくださる組織や個人の方が現れてくださればと考え、一応は来年度18回大会への準備は整えたのですが、現状ではその可能性さえ見出せません。また、沿道で皆様ランナーの方を応援し、励ましてくださった地元ボランティアの方々についても、高齢化の波が一段と深刻化し、その確保や協力についても再検討しなければならない状況となっています。
こうしたさまざまな現状を考えると、当面の平成18年度・19年度の2年間、本大会を休止するのが懸命な選択であると言う結論に達した次第です。
(中略)この大会は、「地域づくり、人づくり、仲間づくり」を基本理念に、皆様方ランナーの方たちとその輪を広げ、地域の活性化や地域の環境づくりに貢献してきました。懸命に走っている皆様方の姿を見て、我々地元の人間はどんなに勇気づけられたことでしょう。
来年度の大会を楽しみにしていらした皆様、100キロ挑戦に意欲を燃やしていらした皆様には本当に申し訳ないお知らせですが、状況をご理解の上、なにとぞお許し願いたいと存じます。
我々実行委員会のメンバーたちは、これまで創り上げてきた皆様方との輪を貴重な財産と考え、100キロマラソン再開に向け、また新たな地域発展事業の展開に向け努力していく所存です。どうかそのときには、秋田のこの地域で、再び皆様方の勇姿を見せてくださるようお願い申し上げます。
最後に、これまで100キロマラソンに参加してくださったランナーの皆様に深く感謝申し上げるとともに、皆様がいつまでも健康で走り続けられるようお祈り申し上げます。
昨年100kmに初チャレンジし、ゴールまではたどり着いたものの制限時間オーバーで未完走扱い。
今年はリベンジに燃えていただけにショックであり、残念です。
今まで知ることがなかった主催者の方々のご苦労には、心からありがとうございましたと言いたいです。
08年の秋には、必ず再開していただけることを信じ、その時には必ず完走できるよう、走り続けることにします。
実行委員会の皆様、応援しています。
良い大会でしたね。
鷹巣の商店街の声援には、私も泣きそうになりました。
どれくらい赤字なのか、聞いてみたいです。
前夜祭とかやらなくていいから、参加費が多少値上がりしてもいいから、何とかならないかなって、私も思います。
私の初サブフォー大会の渡良瀬遊水地マラソンも、昨年より休止になりました。
やはり財政難が理由とのこと。
でも、秋田のように、ここまで説明していただけると、納得がいくというか、むしろ「参加費払ってんだから。」みたいな気分で参加していた自分が申し訳なく思えてきます。
08年の復活を心より祈ってます。
hitoみずきさん
大島って、3月25日、荒川の翌週ですよね。
すいません。
その時期に100km、とても走る自信ありません。
フルの翌週に100kmに出る人なんて、でっしーさんくらいではないでしょうか。
まことに申し訳ありませんが、私は、目白で5km走ります。
でも距離が増えるほど運営が大変というのは良くわかります。 本当の手作り大会というのが理想だけれど、行政の力を借りなければ出来ないところがあり、参加人数がふえなければ打ち切りされるとかおどされている様子もうかがえます。
秋田の場合はまた違うと思いますが、大島は一部の民間人を除いては冷たい人が多いのかも・・・
最低でも5~10年は続けてクチコミで参加人数が増えれば嬉しいのですが。
でも、このように誠意ある長々と書かれたお手紙を下さる主催側はほとんど無いのでは?はがきにちょっとだけ理由が記載されているのは見たことがありますけど。
しかし、残念でしたね。是非、この大会復活再開していただき、リベンジできることを祈ります。
コースがタフな割には、制限時間も13時間と厳しいのですが、沿道の応援が暖かくて、本当に素敵なレースでした。
今年の100kmは、浮気をせずに秋田1本と思っていたので、本当に残念です。
再来年の復活を信じたいです。
さて、今年の100kmですが、、浮気相手はどこにしようか?
私も今年参加するつもりでいたので、今回の発表はショックでした。
再来年の再開を信じて鍛錬しましょう。