基本的に私のブログはお気楽なブログなので、あまりマジなことは書きたくなかったのですが、どうしてもこれだけは書きたくなってしまいました。
ご批判がおありな方もいらっしゃるでしょうが、どうか堪忍してください。
リンチ致死事件、外国人力士大麻事件、横綱暴力事件、話題には事欠かない相撲の世界ですが、私が一番あきれたのは、今般の理事選挙。
貴乃花親方が反逆、一門から破門というから、いったい何をしでかしたのかと思ったら、理事選に立候補しようとしたからだと!
全然普通のことじゃない、何で?
これだけでも、世間一般からするとかなり非常識なのですが、まあ、理事が各一門の利益代表で、それゆえに理事が密室の談合で決まっていた現実を考えると、親方衆があわてた気持ちも全く分からないでもない。
貴乃花が説得に応じず、その結果一門を破門になったにもかかわらず、他の一門から3票を得て当選したことで、「相撲界にも、多少なりともまともな感覚の人がいるのだな。」と思いました。
これで古い考えの親方衆も、ちっとは目が覚めただろうと。
さらにあきれたのは、立浪一門が造反者の犯人探しをして、その結果、安治川親方が退職をせざるを得なくなったこと。
選挙は、文部科学省の指導もあって、完全な無記名投票で行われたと聞きます。
にもかかわらず犯人探しをするということは、無記名投票を否定するということ。
貴乃花親方当選の結果として当然予想されたこと、相撲協会は犯人探しをしないよう各一門に徹底すべきだった。
いや、今や自浄作用の働かない相撲協会、文科省は、完全無記名投票を示唆したのであれば、併せて犯人探しなどしないよう釘を刺しておくべきだった。
スポーツ選手の寿命は短い。引退した後の長い人生を相撲協会に面倒見てもらおうと思うと、自ずとその組織は排他的になり、競争を避けて年功序列になり、組織の維持に汲々となって悪い意味で保守化し、その結果魅力を失い、競争力を失って淘汰されていく。
幕内力士が外国人だらけなのも、このことと無縁ではないと思います。
相撲というスポーツに、ではなく、相撲界という世界に、日本の若者が入りたくないと思うようになった、親が自分の子供を入れようと思わなくなった、そういうことではないでしょうか。
平成の大横綱、貴乃花。
無気力相撲、星の貸し借りが蔓延していた土俵にガチ勝負を持ち込んだ人とも言われています。
武蔵川理事長、元大関三重の海は62歳、昭和の大横綱、北の海親方は57歳、放っておいてもあと5年もすれば貴乃花親方に順番が回ってきたでしょう。
それを待てないくらい、彼には危機感があったということなのでしょう。
彼の決断に拍手を送りたいと思います。
安治川親方にしても、貴乃花に投票して個人的に得なことなど何もありません。
「相撲協会を良くしてくれるという自分勝手な判断で貴乃花親方に入れた。」というのが彼の弁、全くもって間違っていません。選挙とは本来そういうもの。
彼の英断に貴乃花親方以上の拍手を送ると伴に、まだ若い彼の今後の人生にエールを贈りたいです。
相撲協会には、もしすんなり彼を止めさせるようであれば、その時は、もう「死んじゃえ。」と言わしていただこうかと思っています。
ご批判がおありな方もいらっしゃるでしょうが、どうか堪忍してください。
リンチ致死事件、外国人力士大麻事件、横綱暴力事件、話題には事欠かない相撲の世界ですが、私が一番あきれたのは、今般の理事選挙。
貴乃花親方が反逆、一門から破門というから、いったい何をしでかしたのかと思ったら、理事選に立候補しようとしたからだと!
全然普通のことじゃない、何で?
これだけでも、世間一般からするとかなり非常識なのですが、まあ、理事が各一門の利益代表で、それゆえに理事が密室の談合で決まっていた現実を考えると、親方衆があわてた気持ちも全く分からないでもない。
貴乃花が説得に応じず、その結果一門を破門になったにもかかわらず、他の一門から3票を得て当選したことで、「相撲界にも、多少なりともまともな感覚の人がいるのだな。」と思いました。
これで古い考えの親方衆も、ちっとは目が覚めただろうと。
さらにあきれたのは、立浪一門が造反者の犯人探しをして、その結果、安治川親方が退職をせざるを得なくなったこと。
選挙は、文部科学省の指導もあって、完全な無記名投票で行われたと聞きます。
にもかかわらず犯人探しをするということは、無記名投票を否定するということ。
貴乃花親方当選の結果として当然予想されたこと、相撲協会は犯人探しをしないよう各一門に徹底すべきだった。
いや、今や自浄作用の働かない相撲協会、文科省は、完全無記名投票を示唆したのであれば、併せて犯人探しなどしないよう釘を刺しておくべきだった。
スポーツ選手の寿命は短い。引退した後の長い人生を相撲協会に面倒見てもらおうと思うと、自ずとその組織は排他的になり、競争を避けて年功序列になり、組織の維持に汲々となって悪い意味で保守化し、その結果魅力を失い、競争力を失って淘汰されていく。
幕内力士が外国人だらけなのも、このことと無縁ではないと思います。
相撲というスポーツに、ではなく、相撲界という世界に、日本の若者が入りたくないと思うようになった、親が自分の子供を入れようと思わなくなった、そういうことではないでしょうか。
平成の大横綱、貴乃花。
無気力相撲、星の貸し借りが蔓延していた土俵にガチ勝負を持ち込んだ人とも言われています。
武蔵川理事長、元大関三重の海は62歳、昭和の大横綱、北の海親方は57歳、放っておいてもあと5年もすれば貴乃花親方に順番が回ってきたでしょう。
それを待てないくらい、彼には危機感があったということなのでしょう。
彼の決断に拍手を送りたいと思います。
安治川親方にしても、貴乃花に投票して個人的に得なことなど何もありません。
「相撲協会を良くしてくれるという自分勝手な判断で貴乃花親方に入れた。」というのが彼の弁、全くもって間違っていません。選挙とは本来そういうもの。
彼の英断に貴乃花親方以上の拍手を送ると伴に、まだ若い彼の今後の人生にエールを贈りたいです。
相撲協会には、もしすんなり彼を止めさせるようであれば、その時は、もう「死んじゃえ。」と言わしていただこうかと思っています。
「一門に迷惑をかけた。」と謝罪しながらも、自分のした行動に後悔はしていないと毅然とした態度を貫いた安治川親方の横で、納得も理解も出来ていない友綱親方、笑わせていただきました。
あれだけの規模の興行をしているプロスポーツ団体でありながら、また国技という公共性の強いスポーツ団体でありながら、全くもってコーポレート・ガバナンスが聞いていない組織。
普通の会社であれば、株主とか、監査役とか、監査委員会とか、内部監査部とか、いろいろとチェック機関があるのですが、元相撲取りばかりで運営されている組織にそれを期待しても無理。
これ以上、惨めな姿をさらす前に、文科省あたりがズバッとやっちゃったほうがいいように思うのですが。
たぶん国民のほとんどが相撲協会は腐っていると感じたと思います。外部から組織を変えられないのでしょうか。
自浄作用はちょっと、、、元お相撲さんには無理じゃないの。昨年の暴行死亡事件の協会や親方の言動は一般人とかけ離れすぎている。
協会はいっそ無くして新しく組みなおしたほうが良い。
あれだけの規模のプロスポーツ組織を、組織運営の知識のない元相撲取りだけでやろうとすること自体が無理なんだと思います。
抜本的な組織の改変をやってしまった方がよい。
それが日本の国技を守ることになると思います。