ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

柳本ジャパン、5-8位決定戦へ

2006-11-13 23:50:46 | スポーツ
イタリア戦、完敗でしたね。点数差以上に。
世界の中ではさして大型チームとはいえないイタリア(それでも日本よりはかなり大きいけど)に、力でねじ伏せられたって感じ。
イタリアを良く知る高橋みゆき、ではなく、向こうが高橋を良く知ってたと言うべきか。

この5-8位決定戦進出というのは、かなり良い、頑張った結果と思う。世界ランク7位は伊達じゃなかった。
あの体格差がありながら、本当に見事なバレーを展開してくれました。

でも、ジャパンの頑張りを大いに評価した上で、このチームでメダルを取れというのは酷というもの。
ここ一本というときに、トスが悪かろうがなんだろうが理屈抜きで決めるのが絶対的なエース、それがいないとメダルは無理。
木村はオープンではあるけど、そういうタイプではないし、小山も、もしかすると素質はあるのかもしれないけど、今はそのレベルにはない。
強いチームに研究されちゃった時に、手の内を読まれていても、なおかつ力で決めちゃう、みたいな選手が育たないと、なかなか世界では勝てない。

古い話で恐縮だが、ミュンヘンオリンピックの男子バレーも、モントリオールの女子バレーも、速攻コンビネーションのチームではあったが、体格的にも世界のトップレベルだった。
本当に北京でメダルを狙う気なら、大崩れするリスクを承知の上で、一度チームを壊すくらいの覚悟がないと無理。
今の悲壮感を漂わせながら世界のベスト8に入るチームも、十分に好きだけど。

どちらで行くかは、価値観とVISIONの問題ですけどね。
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