なでしこ、有終。

分からないものですね、スポーツは。
難しいだろうと思っていた男子サッカーがリオの出場権を獲得し、
まず大丈夫だろうと思っていたなでしこが出場を逃すとは。

でも、不思議と、「何やってんだ」って気持ちには全然ならなくて、ベトナム戦、北朝鮮戦、最後の２試合もTVの前で応援しました。
マスコミの論調もほぼ「ごくろうさま」でした。

11年のワールドカップ優勝
12年のロンドンオリンピック銀メダル。
14年のアジアカップ優勝
そして15年のワールドカップ準優勝。

あの震災で暗く沈んだ日本に、彼女らが勇気と元気をくれたことは間違いない。
心から、ありがとう、お疲れさまと言いたいです。

それにアジアの女子は、男子と違って弱くない。
中国などは、中盤をコンパクトにして、ずいぶんと日本を研究してきたなって感じでした。

思えば、勝っていた時も、楽な試合などほとんどなかった。
固いディフェンスでぎりぎりでで試合をコントロールして、何とか結果を出し続けてきた。
世代交代できなかった、というよりも、強いて言えばボランチかなー、宇津木故障欠場、澤引退、坂口も故障で本調子ではなかったみたい。

佐々木監督がこれで終わって、監督が代われば、だいぶ違う感じのチームになるのでしょうね。
19年のワールドカップ、そして20年の東京オリンピックに向けて、また新しいなでしこを作っていってもらえればと思います。