2014年12月に読んだ本の数は24冊、結構がんばりました。
◆風に舞いあがるビニールシート (森絵都)
森絵都さんの作品は初めてでしたが、直木賞受賞作と言うことで読んでみました。
不器用だけど、流されることなく、自分を持って、しっかり生きる。主人公たちの一所懸命さが爽やかな短編集でした。
「鐘の音」にはちょっと?でしたが、それ以外の5作品はどれも良かった。元気をもらえました。
◆GOSICK -ゴシック- VIII (上)(下) ゴシック・神々の黄昏 (桜庭一樹)
シリーズ再読終了です。
いよいよクライマックスの最終巻、名もなき村の長老の予言がずっと二人の別れを予兆してきたわけですが、最後の最後で、二人の絆は、灰色狼の長の予言をも超越した、ってことですね。素敵なハッピーエンドで良かったです。
◆GOSICK BLUE(桜庭一樹)
新シリーズの新刊。REDの続きかと思ったらその前日譚、新大陸に移民したその日のエピソードでした。
前シリーズは割と重めの話だったのですが、新シリーズはその手の要素なし、単純明快なエンターテインメント仕立て。
ミステリーもひねりがなく、単なる娯楽大作ですね、これは。これはこれでよい、前シリーズとは別物と思って読みます。
◆朗読者 (ベルンハルト・シュリンク)
重苦しくも良くわからない小説でした。
37歳の女性との性交は、15歳の少年にしてみれば快楽か性的好奇心によるものでしょう。それがどうしてここまで人生に影響を与えたのか。
肉親が犯した戦争犯罪以上に、彼がハンナから離れようとしても離れられなくなったわけ、それはやはり文盲という彼女の弱点に気付いてしまったが故でしょうか。
直接本題とは関係ありませんが、ホロコーストを自らの手で裁いたドイツと連合国により一方的に裁かれた日本。民族浄化と戦争犯罪の違いこそあれ、やはり法に対する国のありようが違うのかと思わざるを得ません。
◆半落ち (横山秀夫)
最後の数ページまでさっぱり落ちが分からない。想像もつかない結末でした。
肩すかしか、感動の結末か、意見の分かれるところですが、妻を手にかけ、自分自身も自殺を決意した時に梶の気持ちによぎったもの、私はすごく共感できました。
◆カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (道尾秀介)
道尾さんにはきっとまたしっかり騙されるんだろうなと思いながら、早く騙されたくて一気読み。やはりきっちりやられました。
副題が”by rule of” CROW’s thumbなのは、そういうことか。
不幸な生い立ちから社会の底辺に身を沈める5人の男女の共同生活。 連帯感が芽生えた彼らの起死回生の大仕掛け、その裏の真の黒幕にびっくりでした。
◆蛇を踏む (川上弘美)
芥川賞受賞作ということで読んでみました。
最初は、蛇は何のメタファかな。やはり性的なものかな、とか、どういう寓話性があるのかな、とか、そんなことを考えながら読んでいたのですが、途中で考えても無駄と思いなおしました。
偶々見た奇妙な夢をそのまま文字にしたような、全く持って良くわからない、不思議な話でした。
川上作品は「ニシノユキヒコの恋と冒険」「どこから行っても遠い街」に続いて3作目ですが、うーん、これが芥川賞受賞作か。
◆神様のカルテ (夏川草介)
2010年本屋大賞2位は伊達じゃない、良いお話でした。ほんわかしました。安曇おばあちゃんの健気さに泣けました。終末医療の在り方、考えさせられました。
櫻井翔ファンの娘が映画のDVDを持っていたので、見てみましたが、やはり原作の方がよいかな。
◆神様のカルテ2
1巻に続き、なんともさわやかながら、熱くて涙を誘う作品でした。
御嶽山、自分が登った時はひどい天気で、、、あの噴火でもう登れない山になっちゃうのかな。冬の「王の頭ホテル」行ってみたいです。
◆残念な人の思考法(山崎将志)(日経プレミアシリーズ)
久々に新書を読んだ。
書名に惹かれて読んだが、中身は、マーケティングとか、割と普通の話だった。悪い本ではないが、期待しすぎた分、ちょっと残念だった。
◆家日和 (奥田英朗)
奥田さんの作品は、「空中ブランコ」シリーズ三部作しか読んだことがなかったので、随分と作風が違う、ほのぼの系ですね。でも漂うユーモアの雰囲気は一緒かな。
「サニーディ」、私も、嫁さんに、中学のころから持っていた思い出のフォークギターを捨てられました。
「家においでよ」が特に良かった。気持ち、わかります。
「妻と玄米ご飯」はご自身の体験なのでしょうか。
◆カラフル (森絵都)
人生に絶望して服毒自殺をした少年、真。その真を依代に生き返った少年の魂。その少年の魂を通して知る真の人生の真実。
真には見えていなかったことが次々と見えてくる。単純な話だけど、それなりに読ませる、良いお話でした。
◆最後の将軍―徳川慶喜 (司馬遼太郎)
再読。
徳川御三家のうち、水戸家の役割は、もし幕府と朝廷が対立した時は朝廷側に着くことによって徳川家の血筋を絶やさないようにする安全装置。改めて徳川家康の叡智に驚嘆させられました。
ところが、その水戸家から将軍をだすという、絶対ありえないことが起きてしまった。
平和に時代が支配者を凡庸にし、そのなかで一人だけ英邁だった男があろうことか水戸家、皮肉ですね、歴史って。
それとも、あの混迷期に彼のような人が出るべくして出た、これが歴史の必然ってやつなのでしょうか。
◆タイニー・タイニー・ハッピー (飛鳥井千砂)
タイニー・タイニー・ハッピーという郊外の大型ショッピングモールを舞台にした短編連作。
タニハピで働く男女の恋愛模様というか、文字通り小さな、ささやかなしあわせの物語。登場人物が、夫々個性的だけどいい人ばかりで、特にジュンジュン、実にいいやつです。
飛鳥井さんの作品は初読だったのですが、ほんわか、ほっこりの中にも作者のセンスが感じられる、読んでて楽しい作品でした。
◆アルケミスト―夢を旅した少年(パウロ・コエーリョ) (角川文庫―角川文庫ソフィア)
前評判の高い本だったので読んでみたけど、特に後半がなんだか良くわからなかった。薄い本の割には手こずってしまった。
運命論?どういう世界観なんでしょうか。あまり深く考えずに、夢を持ち続けることはいいことだ、って思って読めばいいのかな。
◆もものかんづめ (さくらももこ)
自虐ネタのキレと独特の文章のテンポがマッチして実に面白い。ともぞうさんの最期はなんとも、、、アニメと正反対のじいさんだったみたいです。
こういうところの毒も、なんともももこさんらしい。
◆エーゲ海に捧ぐ (池田満寿夫)
久々に再読。芥川賞受賞作。
エロい描写満載なんだけど、不思議な情景を視覚的に描いているだけで、中身が薄い感じがしました。
◆センセイの鞄 (川上弘美)
ゆっくりと、少しずつ深まっていくお互いの気持ち。とても穏やかな、心温まる、愛の物語でした。
センセイ、おいくつだったのだろうか。70歳くらい?羨ましい限りです。
◆天風の彩王〈上〉―藤原不比等 (黒岩重吾)
再読。黒岩さんの古代史小説を時代を追って読んでいて、これが27冊目。
中臣鎌足の息子にして藤原氏中興の祖、藤原不比等が主人公、上巻は壬申の乱前夜から草壁皇太子死去までの20年強のお話。
天武朝においては、不比等は政敵であった天智天皇の忠臣の息子、当然冷遇される。逆風の環境下、権謀を用いて出世していく不比等が善悪、好悪を超越して魅力的に描かれている。
黒岩さんの歴史本にしては、割とさらっとしている感じ。
◆ハニー ビター ハニー (加藤千恵)
短編が9編。「ねじれの位置」のたっくんを除き、どいつもこいつも、出てくる男はどうしようもない奴ばかりです。
でも、自分が20代の頃を思い起こすと、こんなもんだったような気がします。
恋愛とか、性愛とかが生活の真ん中の方にあって、それに振り回されてしまう頃。
さらりとしたリアリティがあって、うまい!と思ってしまいました。
◆ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (三上延)
なんとなく読んでしまうこのシリーズ、第6巻は再び太宰治ネタ。
二代前まで遡ってのミステリー自体も、予想の範囲内ではありますがまずまずの出来栄え。
私も太宰好きで、出てくる作品は既読だったので、楽しく読めました。
それにしても引っ張るなー。二人の仲もなかなか具体的には進展しないし、どこまで続くんでしょうか、このシリーズ。
◆1ポンドの悲しみ (石田衣良)
もっとエロいのを想像していたのだが、意外と平凡で日常的な大人の恋愛模様。
人それぞれ事情はありながら、でも人を好きになることに前向きになれる、読後感の爽やかな短編集。
石田さん、うまいなーって思いました。。「ふたりの名前」「1ポンドの悲しみ」「秋の終わりの二週間」が良かった。
◆謎解きはディナーのあとで (東川篤哉)
本屋大賞受賞作ということで読んでみました。
宝生麗子、景山、風祭警部を、ドラマの北川景子さん、櫻井翔さん、椎名桔平さんに脳内変換しながら読みました。
現場を見ずに謎を解く、「GOSICK」のビクトリカみたい。
コミカルな設定がライトノベルっぽいけど、ミステリーの構成も意外としっかりしていて、読みごたえがありました。
◆風に舞いあがるビニールシート (森絵都)
森絵都さんの作品は初めてでしたが、直木賞受賞作と言うことで読んでみました。
不器用だけど、流されることなく、自分を持って、しっかり生きる。主人公たちの一所懸命さが爽やかな短編集でした。
「鐘の音」にはちょっと?でしたが、それ以外の5作品はどれも良かった。元気をもらえました。
◆GOSICK -ゴシック- VIII (上)(下) ゴシック・神々の黄昏 (桜庭一樹)
シリーズ再読終了です。
いよいよクライマックスの最終巻、名もなき村の長老の予言がずっと二人の別れを予兆してきたわけですが、最後の最後で、二人の絆は、灰色狼の長の予言をも超越した、ってことですね。素敵なハッピーエンドで良かったです。
◆GOSICK BLUE(桜庭一樹)
新シリーズの新刊。REDの続きかと思ったらその前日譚、新大陸に移民したその日のエピソードでした。
前シリーズは割と重めの話だったのですが、新シリーズはその手の要素なし、単純明快なエンターテインメント仕立て。
ミステリーもひねりがなく、単なる娯楽大作ですね、これは。これはこれでよい、前シリーズとは別物と思って読みます。
◆朗読者 (ベルンハルト・シュリンク)
重苦しくも良くわからない小説でした。
37歳の女性との性交は、15歳の少年にしてみれば快楽か性的好奇心によるものでしょう。それがどうしてここまで人生に影響を与えたのか。
肉親が犯した戦争犯罪以上に、彼がハンナから離れようとしても離れられなくなったわけ、それはやはり文盲という彼女の弱点に気付いてしまったが故でしょうか。
直接本題とは関係ありませんが、ホロコーストを自らの手で裁いたドイツと連合国により一方的に裁かれた日本。民族浄化と戦争犯罪の違いこそあれ、やはり法に対する国のありようが違うのかと思わざるを得ません。
◆半落ち (横山秀夫)
最後の数ページまでさっぱり落ちが分からない。想像もつかない結末でした。
肩すかしか、感動の結末か、意見の分かれるところですが、妻を手にかけ、自分自身も自殺を決意した時に梶の気持ちによぎったもの、私はすごく共感できました。
◆カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (道尾秀介)
道尾さんにはきっとまたしっかり騙されるんだろうなと思いながら、早く騙されたくて一気読み。やはりきっちりやられました。
副題が”by rule of” CROW’s thumbなのは、そういうことか。
不幸な生い立ちから社会の底辺に身を沈める5人の男女の共同生活。 連帯感が芽生えた彼らの起死回生の大仕掛け、その裏の真の黒幕にびっくりでした。
◆蛇を踏む (川上弘美)
芥川賞受賞作ということで読んでみました。
最初は、蛇は何のメタファかな。やはり性的なものかな、とか、どういう寓話性があるのかな、とか、そんなことを考えながら読んでいたのですが、途中で考えても無駄と思いなおしました。
偶々見た奇妙な夢をそのまま文字にしたような、全く持って良くわからない、不思議な話でした。
川上作品は「ニシノユキヒコの恋と冒険」「どこから行っても遠い街」に続いて3作目ですが、うーん、これが芥川賞受賞作か。
◆神様のカルテ (夏川草介)
2010年本屋大賞2位は伊達じゃない、良いお話でした。ほんわかしました。安曇おばあちゃんの健気さに泣けました。終末医療の在り方、考えさせられました。
櫻井翔ファンの娘が映画のDVDを持っていたので、見てみましたが、やはり原作の方がよいかな。
◆神様のカルテ2
1巻に続き、なんともさわやかながら、熱くて涙を誘う作品でした。
御嶽山、自分が登った時はひどい天気で、、、あの噴火でもう登れない山になっちゃうのかな。冬の「王の頭ホテル」行ってみたいです。
◆残念な人の思考法(山崎将志)(日経プレミアシリーズ)
久々に新書を読んだ。
書名に惹かれて読んだが、中身は、マーケティングとか、割と普通の話だった。悪い本ではないが、期待しすぎた分、ちょっと残念だった。
◆家日和 (奥田英朗)
奥田さんの作品は、「空中ブランコ」シリーズ三部作しか読んだことがなかったので、随分と作風が違う、ほのぼの系ですね。でも漂うユーモアの雰囲気は一緒かな。
「サニーディ」、私も、嫁さんに、中学のころから持っていた思い出のフォークギターを捨てられました。
「家においでよ」が特に良かった。気持ち、わかります。
「妻と玄米ご飯」はご自身の体験なのでしょうか。
◆カラフル (森絵都)
人生に絶望して服毒自殺をした少年、真。その真を依代に生き返った少年の魂。その少年の魂を通して知る真の人生の真実。
真には見えていなかったことが次々と見えてくる。単純な話だけど、それなりに読ませる、良いお話でした。
◆最後の将軍―徳川慶喜 (司馬遼太郎)
再読。
徳川御三家のうち、水戸家の役割は、もし幕府と朝廷が対立した時は朝廷側に着くことによって徳川家の血筋を絶やさないようにする安全装置。改めて徳川家康の叡智に驚嘆させられました。
ところが、その水戸家から将軍をだすという、絶対ありえないことが起きてしまった。
平和に時代が支配者を凡庸にし、そのなかで一人だけ英邁だった男があろうことか水戸家、皮肉ですね、歴史って。
それとも、あの混迷期に彼のような人が出るべくして出た、これが歴史の必然ってやつなのでしょうか。
◆タイニー・タイニー・ハッピー (飛鳥井千砂)
タイニー・タイニー・ハッピーという郊外の大型ショッピングモールを舞台にした短編連作。
タニハピで働く男女の恋愛模様というか、文字通り小さな、ささやかなしあわせの物語。登場人物が、夫々個性的だけどいい人ばかりで、特にジュンジュン、実にいいやつです。
飛鳥井さんの作品は初読だったのですが、ほんわか、ほっこりの中にも作者のセンスが感じられる、読んでて楽しい作品でした。
◆アルケミスト―夢を旅した少年(パウロ・コエーリョ) (角川文庫―角川文庫ソフィア)
前評判の高い本だったので読んでみたけど、特に後半がなんだか良くわからなかった。薄い本の割には手こずってしまった。
運命論?どういう世界観なんでしょうか。あまり深く考えずに、夢を持ち続けることはいいことだ、って思って読めばいいのかな。
◆もものかんづめ (さくらももこ)
自虐ネタのキレと独特の文章のテンポがマッチして実に面白い。ともぞうさんの最期はなんとも、、、アニメと正反対のじいさんだったみたいです。
こういうところの毒も、なんともももこさんらしい。
◆エーゲ海に捧ぐ (池田満寿夫)
久々に再読。芥川賞受賞作。
エロい描写満載なんだけど、不思議な情景を視覚的に描いているだけで、中身が薄い感じがしました。
◆センセイの鞄 (川上弘美)
ゆっくりと、少しずつ深まっていくお互いの気持ち。とても穏やかな、心温まる、愛の物語でした。
センセイ、おいくつだったのだろうか。70歳くらい?羨ましい限りです。
◆天風の彩王〈上〉―藤原不比等 (黒岩重吾)
再読。黒岩さんの古代史小説を時代を追って読んでいて、これが27冊目。
中臣鎌足の息子にして藤原氏中興の祖、藤原不比等が主人公、上巻は壬申の乱前夜から草壁皇太子死去までの20年強のお話。
天武朝においては、不比等は政敵であった天智天皇の忠臣の息子、当然冷遇される。逆風の環境下、権謀を用いて出世していく不比等が善悪、好悪を超越して魅力的に描かれている。
黒岩さんの歴史本にしては、割とさらっとしている感じ。
◆ハニー ビター ハニー (加藤千恵)
短編が9編。「ねじれの位置」のたっくんを除き、どいつもこいつも、出てくる男はどうしようもない奴ばかりです。
でも、自分が20代の頃を思い起こすと、こんなもんだったような気がします。
恋愛とか、性愛とかが生活の真ん中の方にあって、それに振り回されてしまう頃。
さらりとしたリアリティがあって、うまい!と思ってしまいました。
◆ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (三上延)
なんとなく読んでしまうこのシリーズ、第6巻は再び太宰治ネタ。
二代前まで遡ってのミステリー自体も、予想の範囲内ではありますがまずまずの出来栄え。
私も太宰好きで、出てくる作品は既読だったので、楽しく読めました。
それにしても引っ張るなー。二人の仲もなかなか具体的には進展しないし、どこまで続くんでしょうか、このシリーズ。
◆1ポンドの悲しみ (石田衣良)
もっとエロいのを想像していたのだが、意外と平凡で日常的な大人の恋愛模様。
人それぞれ事情はありながら、でも人を好きになることに前向きになれる、読後感の爽やかな短編集。
石田さん、うまいなーって思いました。。「ふたりの名前」「1ポンドの悲しみ」「秋の終わりの二週間」が良かった。
◆謎解きはディナーのあとで (東川篤哉)
本屋大賞受賞作ということで読んでみました。
宝生麗子、景山、風祭警部を、ドラマの北川景子さん、櫻井翔さん、椎名桔平さんに脳内変換しながら読みました。
現場を見ずに謎を解く、「GOSICK」のビクトリカみたい。
コミカルな設定がライトノベルっぽいけど、ミステリーの構成も意外としっかりしていて、読みごたえがありました。
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