本日の読売新聞の一面トップに、久々の私の好きな歴史ネタ。「蘇我入鹿邸跡?出土」である。
見出しに?マークはついているが、場所といい、規模といい、これはもう間違いないだろう。
蘇我大臣入鹿は645年6月、飛鳥板葺宮の宮中で、中皇子らによるクーデターにより、皇極女帝の目前で斬殺された。
入鹿の父の蝦夷も、時我に味方せずと悟ったのか、自邸と入鹿邸に火を放ち、自害したと日本書紀にある。
このクーデターにより、三代にわたって日本を実効支配したセレブな一族、蘇我総本家は壊滅した。
歴史教科書で「大化の改新」と呼ばれる事件である。
日本書紀の記述を裏付けるように、焼けた壁土も出土した。
仏教など大陸の文化や技術を導入し、部族連合の大和朝廷を国家にした「時代の改革者」だったのか、自分の意に沿わぬ者は天皇や皇太子でも殺害を命じた「専横の一族」だったのか。
蘇我氏の実態が明らかになることにより、日本の古代史の常識も変わっていくことだろう。
写真は、故黒岩重吾著の「落日の王子」。
黒岩重吾さんは、司馬遼太郎さんと並んで、私の最も好きな作家である。
見出しに?マークはついているが、場所といい、規模といい、これはもう間違いないだろう。
蘇我大臣入鹿は645年6月、飛鳥板葺宮の宮中で、中皇子らによるクーデターにより、皇極女帝の目前で斬殺された。
入鹿の父の蝦夷も、時我に味方せずと悟ったのか、自邸と入鹿邸に火を放ち、自害したと日本書紀にある。
このクーデターにより、三代にわたって日本を実効支配したセレブな一族、蘇我総本家は壊滅した。
歴史教科書で「大化の改新」と呼ばれる事件である。
日本書紀の記述を裏付けるように、焼けた壁土も出土した。
仏教など大陸の文化や技術を導入し、部族連合の大和朝廷を国家にした「時代の改革者」だったのか、自分の意に沿わぬ者は天皇や皇太子でも殺害を命じた「専横の一族」だったのか。
蘇我氏の実態が明らかになることにより、日本の古代史の常識も変わっていくことだろう。
写真は、故黒岩重吾著の「落日の王子」。
黒岩重吾さんは、司馬遼太郎さんと並んで、私の最も好きな作家である。
十数年前、東京で単身赴任していた頃、中央線、京王線、東上線などの沿線をよく散策しておりました。その延長で、奈良や京都を歩くようになりました。
関西の女の子は神戸とか京都とかはよく行っていて知ってるので、女の子とのドライブは奈良方面に行くようになりました。
奈良は、京都と違って、ある程度歴史を知らないと遺跡とかの説明が出来ないので、自然と飛鳥時代の歴史に詳しくなっていきました。
そして、いつのまにか女の子よりも遺跡のほうに興味を持つようになりました。