ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

南鳥羽・相差

2007-08-12 23:00:10 | ランニング
南鳥羽の相差(おうさつ)というところへ行ってました。
鳥羽駅から車で30分くらい、きれいな海と新鮮な魚介類以外は何もないところです。
周囲は関西弁ばかり、東京の人はあまり来ないところのようです。

15分もあれば、町の端から端まで走れてしまいます。町中をジョグしてみました。


早朝から、子供たちが地引網を引いています。


ちょっと失礼して墓地の写真を取らせていただきました。
旧盆の祖先を迎える飾りのようです。
東京とはかなり風習が違います。


丘の上に神明神社、通称石神さんと呼ばれる小さな神社があります。


蝉時雨の中、緑深い参道を進むと小さなお社が。
ご神体は「玉依姫命」、女性の願いを一つ叶えてくれるそうです。
どうりで、女性の参拝客ばかり。


野口みずきさんがここのお守りをつけて、アテネオリンピックで金メダルを取ったんだそうで。


鯨崎遊歩道、こんな緑深い坂を上っていきます。
この岬に鯨に乗った観音様が現れたという伝説からこの名前が付いたそうで。


たどり着いたところは、見渡す限り青い海、小さな鯨の慰霊碑がありました。昔は近海捕鯨の前線基地だったようです。


町の南のはずれに菅崎園地と呼ばれる展望台があるというので行ってみました。
こんな林道が1kmくらい続きます。
蛇が突然出てきました。


駆逐艦「春雨」の慰霊碑がありました。
日露戦争でも活躍した駆逐艦「春雨」が、明治44年、この地で時化のため座礁、沈没。地元の漁師、海女たちの必至の救出活動で8名が救われましたが、44名の方が亡くなられたそうです。


展望台からは、270度くらい見渡せます。周りはみんな海、地球は丸いと感じる瞬間。
展望台には「とことわの鐘」があります。


TVの火曜サスペンス劇場に出てきそうな断崖絶壁。

コンビニひとつない、昭和にタイムスリップしたような、素朴な風情の町でした。

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