Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

東ヨーロッパの旅 5 クラクフ 1

2011-08-28 15:03:48 | 東ヨーロッパの旅 2011




ブロツワフからクラクフの間にあるカトヴィッツエの郊外で一泊して、バスで町を見物に出かけたが、あまりにつまらない町でここに記すのも惜しい。翌日は高速道路でクラクフの郊外のキャンプ場には午前中に着いた。それで午後半日をクラクフの町見学にとバスと路面電車を乗り継いで出かけたが、電車の降り場所がわからずあちこちうろうろして無駄な時間を費やしてしまった。

やっと旧市街を取り囲む電車路を見つけ町の北から歩き回ることにした。
旧市街を囲む城壁はあまり残っていないがその壁の近くにあるバルバカンは特に有名。これは15世紀に建てられた砦で城壁と共に外敵から町を守っていた。




旧市街の中心地はクラフク中央市場広場でヨーロッパ最大の規模を誇り、中央の堂々たる建物は元織物会館だった。その周囲には2本の尖塔のそびえるセント・マリア教会とクラクフ最古の聖ヴォイチェフ教会が建っている。会館の中は両側をびっしりお土産店が占めあまりにカラフルなみやげ物に目を奪われるほど。






観光客を乗せて市街を闊歩する馬車はとってもスマートで、特にこの双子の斑点までほとんど同じ馬にはすっかり魅せられてしまった。

















北ゲートのフロリアンスカ門の近くにあるチャルトリスキ美術館にはレオナルド・ダ・ビンチの世界に3枚しかないという油絵ポートレートのうちの一枚が在り、ぜひ見たいと思って行ったのだけど、土曜日の午後は3時で閉まるとのことで見逃した。美術館の前庭にはカラフルな絵を売っている人たちが多く、これらはこの町の名物にもなっている。






織物会館からまっすぐ南へ下る道端の教会は外門に12使徒の像が立っており、人々の出入りが激しいため覗いて見るとこのポーランドの民族衣装を着た女性たちが集まっていた。教会内部では女性合唱がまるで天使の歌声のようで、しばしききほれていたが、どうも合唱コンクールでもあったらしい。この民族衣装の女性たちは次の合唱グループらしかった。







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