12月20日から10日間娘夫婦が孫のジュードを連れてタヴィラへやって来た。
昨年も借りた4ベッドルームの巨大なヴィラを、8月にはすでに予約していたので 勝手知ったるこのお屋敷で彼らの到着準備をして待っていた。
このところ毎日晴天が続いて暖かく、直射日光だと暑すぎて10分も日向ぼっこなどして居れない。しかし前庭のプールの水は冷たくて、どれほど晴天でも泳ぎには向かない。
彼らが英国へ帰る一日前にジュードがプールに落ち、慌てまくったパトリックがジュードを引っ張り上げて着替えさせたが、水が冷たくてジュードが冷たくなったと大いに心配していた。No more swiming.とはジードの言葉。
リヴィングルームから門が見えるから車の到着を待つ。ドアキーを押すとオートマチックにゲイトが開く。こんな贅沢はここだけ。 門からの車道の両脇にたわわに実るオリーヴを小さなバケツ一杯に取った。塩漬けにしてお土産に持って帰る。
お屋敷の台所には今年も歓迎のプレゼントに、オレンジとアボカドが大きな袋いっぱい置いてあった。
娘夫婦は12時過ぎに着いたが、パトリックの友達夫婦が1週間だけ同居する。彼らは夜10時過ぎにやっと着いたから私たちは翌朝屋敷に行って彼らに会った。
クリスマス前に車2台でスペインのフエルヴァ(Huelva)へ出かけた。ここはパトリックのお気に入りの町で昨年も行ったが、クリスマスのデコレーションが素晴らしい。暗くなったらどんなにきれいなイルミネーションだろうと思われる。
町のメイン道路にある市庁舎らしい立派な建物。通りがヤシの並木道で南国を彷彿させる。
スクエアの真ん中にはスペインが誇るコロンバスの像、この写真は昨年の私のブログにも載せた覚えがある。
スクエアの周囲は噴水を中心にクリスマスフェアーが開かれているのは去年も同じ。
一軒のお店に飾られていたこの木の彫り物がとっても気に入った。これらはオリーブの木で非常に硬く、これだけの太さのオリーヴの木は100年もたっているだろうと思われる。
2歳半のジュードはお父さん子でいつもべったり、歩くのもプッシュチェアーも嫌、ダディのショルダーと指定する。
インターネットで見つけたこの町で一番おいしいタパスを食べに行った。タパスは中華料理のディムサムと同じで一口大の食べ物が人数分お皿に盛られて出てくる。数種類くらいでは満腹することは無いが値段は高く、ポルトガルの2倍くらいの食事代を払った。
このレストランは有名らしく帰るころにはどこもかしこもお客でぎっしる詰まっていた。スペイン人は数時間もこのタパスとワインで午後をつぶすものらしい。
通りのレストランが出しているテーブル椅子では12月の末、いたるところで人々がお昼を楽しんでいた。