今日のかいものざっき

2009年07月11日 20時00分00秒 | ▼マンガ・本
家の冷蔵庫が新しくなったren.です。
エコポイント制度もありますし、今まで使ってた12年物の冷蔵庫に比べて消費電力も少ない。
今後、安くつけばとの買い替えです。


さて先日、某古本屋に行った時のこと。
これを見つけてってきました。

 ● 「Project BLUE 地球SOS」 東野司/ハヤカワ文庫
   https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/3e/ad2f82dd67325d8d5baa0ceaf6d1d614.jpg
3年前に放送されたアニメ作品のノベライズ。
原作は「サンダーバード」や「アトランジャー」といったプラモデルのボックスアートで有名な小松崎茂さんが'40年代に「冒険活劇文庫」で描いた絵物語。
今でこそレトロフューチャーと呼ばれるジャンルですが、当時は近い未来の予想図でした。

それはともかく、このノベライズの作者に、東野司さんの名前を見つけて驚いたのです。
まさか、こんなお仕事をされていたとは。
東野さんは、私の青春の1ページを飾った作家の方なのです。

 ● 「ミルキーピア物語」 ハヤカワ文庫
 ● 「よろず電脳探偵局 ページ11」 徳間デュアル文庫
   https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/4a/cb26269246d0598e3a718b68877bbd04.jpg
まだ、ライトノベルという言葉もなかった時代。
ようやく、角川スニーカー文庫が刊行された頃。
文学以外の本は、SFとミステリ、怪奇小説くらいしかありませんでした。
ハヤカワ文庫はそれらを広くカバーした、若い世代の愛読書。

その中にあったのが、東野さんの「ミルキーピア物語」。
まだパソコン通信が草の根的だった時代、電脳世界に意識を潜らせ、事件を解決するという、今ではよくありがちになってしまった世界を、コミカルに、リリカルに描いたサイバーパンク小説です。

そして、その続編として登場した「ページ11」。
一部の登場人物が歳を経て登場するなど、ファンは歓喜しました。
パソコン通信の未来を書いた「ミルキーピア」に対し、インターネットの未来が書かれた「ページ11」。
内容もより、中高生向けの"ライトノベル"になりました。

その他にも短編集や、「電脳祈祷師美帆シリーズ」、「展翅シリーズ」と新書版で出た作品はありましたが、その後はどこでお仕事をしているのかわからないようになってしまい、私は追いかけることが出来なくなってしまっていました。
改めて調べてみると、この他に映画のノベライズを書いているようですね。

ともかく、書棚に名前を見たとき、ちょっと私の中の時間軸がグニャッとしましたよ(w
コメント
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