レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ターミネーターズ TERMINATORS

2021年12月16日 16時42分36秒 | SF/ファンタジー

「ターミネーターズ TERMINATORS」
原題:THE TERMINATORS
2009年 アメリカ 90分
■監督:
 ザヴィエ・S・プスロウスキー
■出演:
 ジェレミー・ロンドン
 ポール・ローガン
 A・マルティネス
 ローレン・ウォルシュ

●あらすじ
ターミネーターと人類の熾烈なバトルを描いたSFアクション。
突如、人間に対し反乱を起こした量産型ターミネーター“TR-5”の部隊が地球に襲来。
壊滅的な打撃を受けた人間たちは、TR-5の制御装置を停止させるために宇宙基地へと向かうが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
世の中には”ターミネーター物”と言うジャンルがあって、タイトルに色々付けられたレンタル業界のアレです。
「ターミネーターV」とか「ターミネーターX」に「ターミネーター2018」「ターミネーター2525」
その中でも本作はジャケットもイカしているし、何より
本編にきちんとターミネーターが出てくると言うので有名だった!
と、”ターミネーター物”界隈では当たり扱いだったので楽しみに観てみたら
安心のアサイラム製作だったあ!
と言ったがアサイラムは映画作る時に決して茶化すことなく、真面目に作ってくれるので結構当たりも多いのである。
本作も本家「ターミネーター」シリーズのキャラをぱくって、オリジナルのストーリーに仕立てているため
そこまでヒドイ感想は受けない。
どちらと言うと昔スーパー・ファミコンとかプレイ・ステーションとかでオリジナルの格闘ゲームが出てたじゃん。
「対決!ブラス ナンバーズ」とか「バトル・マスター ~究極の戦士たち~」とか「デッドダンス」とか「ザ・マスターズ・ファイター」とか。
ああいったのに近いかな。
オリジナルとは言っても、本作のターミネーターである“TR-5”が走る時の走り方は「T2」のT-1000のあの走りだったりとか
本家にはない宇宙戦闘がふんだんにあるとか、B級としては十分合格点だけどね!
まあアサイラムの映画製作の姿勢について好意的な人であれば、問題なく楽しめるだろう。
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ペンチャー・ワゴン

2021年12月14日 17時19分27秒 | 西部劇

「ペンチャー・ワゴン」
原題:PAINT YOUR WAGON
1969年 アメリカ 156分
■監督:
 ジョシュア・ローガン
■出演:
 リー・マーヴィン
 クリント・イーストウッド
 ジーン・セバーグ

●あらすじ
クリント・イーストウッドが、リー・マーヴィンと共演したミュージカル西部劇。
イーストウッドは歌声も披露する。
ゴールド・ラッシュに湧くアメリカ西部。
ベンは崖から転落し重傷を負った若者パードナーを助け、一緒に金鉱採掘しないかと誘う。
ある日、ベンら男ばかり400人の集落に美女エリザベスがやってくる。
珍しい女性の存在に男たちは興奮するが、そんな中ベンは見事エリザベスを妻に射止めパードナーとともに三人で暮らし始める。
はじめは良好だった三人の関係だが、次第にパードナーがエリザベスに惹かれて行ってしまい…。
(ザ・シネマより)

★感想など
ミュージカルと言うジャンルは食指が動き辛いジャンルではある。
加えてこの長い上映時間。いくらクリント・イーストウッドが出ている西部劇とは言え、長い間観るのを躊躇していた。
だけどミュージカル案外イケルね!
ミュージカルって基本楽しげに歌うから、こちらも楽しくなってきてそんなに悪くない。
歌詞も台詞や気持ちみたいなのが多いからそこまで肩も凝らないし。
ミュージカルっぽいのは案外ディズニーのアニメとかで慣れてたから、そこまで違和感がなかったのかも?
インド映画のミュージカル風なのは若干違うような気がするが(笑)
本作は主演の二人も何曲も本人が歌う。特にリー・マーヴィンの歌は上手と言う感じではないが、独特な感じがとても良い。
代わりにジーン・セバーグは歌声がヒドくて、吹き替えだったらしい。しかも1曲だけだったし。
話の方はゴールド・ラッシュで街の始まりから崩壊までを描いているのが珍しい。
特に最初はテントだけだった街が木造の家になり、色々な店が出来て発展していくのが楽しかった。
そしてラストはその街を豪快に崩壊させるのも凄い。
街崩壊の時に巻き込まれる人たちのスタントも結構ヤバめで、これ大丈夫?と思うようなスタントもあった。
とまあなんだかんだで楽しめた本作。
これでイーストウッドの西部劇は残り1本だったかな?
そのうち観るとしよう。
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ユタから来た男

2021年12月12日 23時49分29秒 | 西部劇

「ユタから来た男」
原題:THE MAN FROM UTAH
1934年 アメリカ 51分
■監督:
 ロバート・ブラッドベリ
■出演:
 ジョン・ウェイン
 ジョージ・ヘイズ
 ジョージ・クリーヴランド
 
●あらすじ

"ミスター西部劇"のジョン・ウェインが 過激な銃撃アクションを熱演する。
古典的カウボーイ映画白馬にまたがり、ギターを爪弾き歌うジョン・ウェインが見られる貴重な西部劇。
(Amazon Prime Videoより)

★感想など
ジョン・ウェインがスターになる前の作品群の一つ。
B級活劇映画専門役者とか揶揄されてた頃ね。
なのでジョン・ウェインが凄く若い!
若いからかひょろひょろに痩せているのが物珍しい。
全体的にまだまだ若造感が強いのが初々しい。
冒頭に拳銃を撃つシーンがあるのだが、これがビックリするくらい下手!
全くの素人以下のその撃ち方は、後のジョン・ウェインからは全然想像できないくらいヒドイ!
代わりにアクション面への身体の張り方が凄くて、止まっている馬に走って飛び乗ったり
悪党を馬で追いかけて併走し、馬からジャンプして相手を馬上から引き摺り落とすとか、正に活劇映画って感じ!
白熱する当時のロデオ大会とかも見られるし、この頃の映画もやっぱりイイネ!
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『銀河英雄伝説』 第10話「ジェシカの戦い」

2021年12月11日 00時10分05秒 | 銀河英雄伝説

『銀河英雄伝説』 第10話「ジェシカの戦い」
1988年 日本 25分
■声の出演:
《自由惑星同盟》
 ヤン・ウェンリー(富山 敬)
 ジェシカ・エドワーズ(小山茉美)
 ユリアン・ミンツ(佐々木 望)
 ジャン・ロベール・ラップ(田中秀幸)
 ドワイト・グリーンヒル(政宗一成)
 フレデリカ・グリーンヒル(榊原良子)
 ジェイムズ・ソーンダイク(丸山詠二)

 ナレーター
 屋良有作

●あらすじ
テルヌーゼン市にある士官学校の記念式典に招待されたヤン。
しかし、代議員補欠選挙の主戦派候補者の出迎えを受け、その選挙宣伝に利用されてしまう。
そんなヤンを今度は反戦派の対立候補、ソーンダイクの支持者が襲う。
そこに駆けつけヤンを救ったのは、ジェシカだった。
反戦派候補の選挙運動メンバーとして活動するジェシカ。
二人は懐かしい士官学校を訪れ、過ぎた日々を振り返る。
(銀河英雄伝説 公式より)

★感想など
「ほんと大人ってだらしないですね」
珍しくヤンの若き日のエピソードが描かれる話。
ヤンとジェシカが初めてダンスして、ヤンがジェシカの足を踏みまくるシーン。
ここで流れる音楽って「新たなる戦いの序曲」と同じだったんだね!
と言うか若き日の二人が時を越えてまた同じシチュエーションを描いたことを
「新たなる戦いの序曲」で描いていたんだね。
みんな大好き憂国騎士団が再登場するが、初期の頃に比べて随分雑魚っぽくなっているのが残念。
確かこのまま雑魚まっしぐらだったっけ?
最初に登場した時のあのインパクトは忘れられないんだけどね。
レレレの歴史がまた1ページ
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RE-ANIMATOR 死霊のしたたり3

2021年12月09日 23時13分16秒 | ホラー

「RE-ANIMATOR 死霊のしたたり3」
原題:BEYOND RE-ANIMATOR
2003年 アメリカ/スペイン 92分
■監督:
 ブライアン・ユズナ
■出演:
 ジェフリー・コムズ
 ジェイソン・バリー
 エルザ・パタキー

●あらすじ
スプラッターホラー「死霊のしたたり」シリーズ最新作。
『ダークネス』などホラー映画を多数手掛けるブライアン・ユズナが、前作に引き続き監督。
屍体から死霊を生み出したウエスト博士は投獄されたが、鼠をモルモットに実験は継続されていたのだった。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
前作から随分と間をおいて作られたんだね。
流石に前作まで出ていたヒル教授や(この間に亡くなられたらしい)
相棒のダン君(何で出ていないかは不明)は未登場。
舞台も刑務所に限られ、なんだかスケール・ダウンした感が否めないですが
それでもいつもの狂気のノリは相変わらず。
今回はゾンビもちょっと趣向を凝らしていて、上半身だけなのにやたらアクティブなゾンビとかいます。
それとこの監督は無駄なエロスが大好きで、登場する女性は役柄に関係なく全部プレイメイトで揃える悪いクセがある。
何で刑務所の中のナースが胸の谷間を強調するビッチなんだよと。
教師だろうが医者だろうが記者だろうが関係ない。出てくる女性はみなプレイメイト。
そして最終的にはみな裸にされる。
まるで監督の「お前らが求めてるのはこう言うことだろ?」とでも言う強いメッセージのようだ!
と言った感じで変態っぷりはどんどん加速していき、エンドクレジットに流れる特別映像に至ってはもう狂気の沙汰である。
えーさわりだけお伝えすると、ゾンビ化されたネズミが、ゾンビの男のナニ(だけ)と戦うというか戯れるというか。
とにかく狂ってます。
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