3.3分の遅延と関西本線いきなりの予定変更
東京駅丸の内駅舎でいったん青春18きっぷで外に出て、
ここから事前に購入した「のぞみ1号」の乗車券・指定席特急券で入場する。
そのまま新幹線改札口もくぐり、すでに入線していた「のぞみ1号」に乗り込む。
荷物を座席においてから売店で駅弁「鶏照焼き重」870円などを購入、
車内に持ち込んで朝食として座席で喰う。
東海道新幹線「のぞみ1号」は06:00東京駅の予定だったが、
駆け込み乗車をした客が車両からなかなか離れなかったため、発車が3分遅れた。
名古屋での乗り換えは8分で「快速みえ」を予定していたが、
3分遅れのまま名古屋まで行くと乗り換え時間は5分になる。
それでも時間的には十分にだろう。
その後、遅れを取り戻し三河安城駅を通過する時には予定の時間まで取り戻していた。
名古屋までは1時間34分で、新幹線改札口を出て在来線ホームに移動、
予定では8分の乗り換え時間で「快速みえ」に乗り換え、四日市まで行く。
「快速みえ」はその名の通り、伊勢鉄道を経由して紀勢本線に入る。
伊勢鉄道は元々は国鉄伊勢線であったが、
分割民営化直前の1987年3月27日に第三セクターの伊勢鉄道に転換された。
そのため青春18きっぷでの利用が出来ないため、四日市で下車し、
07:36始発で関西本線に直通して亀山まで行く、普通列車に乗り換える。
だが、定時に到着したため関西本線の普通への乗り換え時間が2分になり、
特に在来線に乗り換えるのには自動改札が使えたため、
そのまますぐに関西本線のホームへ行くと出発前の普通4309Mに間に合った。
そこで「快速みえ」には乗らずに四日市で乗り換え予定だった普通列車に乗り込み、
そのまま2時間24分かけて亀山まで行く。
車内でのアナウンスはなかったが、到着が少し遅れていたようで、
駅取材する時間が取れずにそのまま隣ホームに停車していたキハ120に乗り換えた。
関西本線はここからJR東海からJR西日本に所有が変わるが、
同時にここから加茂までは非電化区間となる。
そのためJR西日本が開発した汎用普通気動車キハ120が充当されている。
途中、伊賀上野で5分の停車時間があり、ここでこの旅初めての駅取材を敢行する。
伊賀上野は伊賀鉄道への乗換駅にもなっており、2両編成の200系がちょうど停車していた。
伊賀鉄道は2007年より近鉄伊賀線が線を引き継いで運営している連結子会社で、
近鉄の子会社ながら電車は東急1000系に松本零士氏のキャラがラッピングを施して運行している。
亀山から1時間20分かけて加茂までたどり着き、ここで16分の乗り換え時間で駅取材する。
駅の側線には乗ってきたキハ120系と同じ塗色の2両編成が2本留置されていた。