5.片町線、JR東西線の完乗と東淀川のリベンジ
放出に到着したのは事前の計画より早かったので、
予定では14:27発の区間快速に乗り込むことになっていたが、
13:35の四条畷行きに間に合ったのでそれに乗って終点まで行き、駅取材する。
ここで十分に駅取材して14:06の木津行きの区間快速で終点まで行く。
木津は関西本線の駅でもあり、電化区間と非電化区間の切り替え駅の加茂の隣である。
京都と奈良を結ぶ奈良線の駅でもあり、奈良線は木津から奈良までは関西本線と共用している。
奈良線には未だに103系が更新を繰り返しながら充当されている。
ウグイス色は山手線に103系が初めて投入された時の塗色で、
かつては関東でも八高線で見られたが、関西では今でも103系が健在なのだ。
15:28木津始発の宝塚行き快速で一気に片町線、JR東西線を乗り潰し、
尼崎で東海道本線に乗り換えて宿泊先である新大阪を通過し、吹田まで行く。
片町線は学研都市線の愛称もつけられていて、関西文化学術研究都市へのアクセス線ともなっている。
関西文化学術研究都市とは大阪府、京都府、奈良県にまたがる京阪奈地区に造られた広域都市で、
私鉄では近鉄けいはんな線がこの都市へのアクセス鉄道の役割を担っている。
片町線は木津から京橋を結ぶ路線だが、その延長線として京橋と尼崎を結ぶ路線で、
片町線と福知山線を結ぶ片副連絡線として国鉄時代に計画されたものの、
全区間が地下で大阪の中心部を突っ切る形の敷設に費用が増大で、
国鉄時代には工事に着工できず、JR西日本も単独での建設は困難ということになり、
大阪府、大阪市、JR西日本が同額出資して設立された、
第三セクターの関西高速鉄道が第三種鉄道事業者となって路線を敷設、
JR西日本が第二種鉄道事業者として車両を運行している。
片町線とJR東西線は建設の経緯が違うが、事実上は同一路線として運行されている。
尼崎ではそのまま東海道本線に乗り換え、新大阪を通り過ぎて吹田まで行く。
吹田は新大阪の2つ隣の駅であり、予定ではここで夕食を喰おうと思ったが、
いい店が見つからなかったのでひとつ戻って東淀川に行く。
5月に“KANSAI3dayチケット”で旅をした時にすでに訪問、駅取材済みだが、
その時に「珉龍・JR東淀川駅前店」という店を見つけていた。
しかし昼食を喰った後だったために訪問することが出来なかった。
そこでこの店を思い出し、ここで夕食を喰うことにする。
新大阪まで戻ってくくるで10個入りのたこ焼きを買い、
パントリー、ハートインでビールやつまみなどを買ってヴィアイン新大阪にチェックインする。