7.弘南バスの早着と予定変更の津軽線-再びのSL銀河
北海道新幹線開業に合わせて北海道新幹線奥津軽いまべつ駅と、
津軽鉄道津軽中里の間に連絡バスが開業した。
新幹線のダイヤに合わせて1日4往復の設定があり、料金は大人1,200円である。
新幹線のダイヤに合わせているため、逆に津軽鉄道のダイヤにも合っておらず、
そのため57分の乗り換え時間が出来てしまったのだ。
使用されていたのはマイクロバスで、その大きさに見合う利用客しかいないようだ。
乗車時間は1時間10分が設定されていて、
それほど遠くない距離なのにどうしてこんなにかかるのか疑問だったが、
実際は大きな主要道路がなく、山道を進んで行くしかなかった。
途中、3つのバス停があったが乗車は出来ても下車は出来ない。
途中のバス停は奥津軽いまべつからの利用しか出来ないようだ。
山道を揺られながら奥津軽いまべつに到着したのは0:58p.m.で、予定より20分以上前に到着だ。
距離が長いために誤差も大きく、眺めに時間を取っていたのだろう。
早めに到着したために13:05の青森行きに間に合ってしまった。
この後は青森直通の列車はなく、15:08蟹田行きに乗って終点まで行き、
蟹田で38分の乗り換えで始発の青森行きに乗り換えるしかない。
1時間38分の乗り換え時間があるため、三厩まで往復する事にしていたのだ。
津軽線はもともと1日5本の設定しかなく、ここにリゾートあすなろが休日に走っているだけだ。
1時間18分の乗車時間で14:23に青森に到着する。
青森に到着すると隣のホームには「SL銀河」が停車していた。
慌ててこれを取材、今回は蒸気機関車の前にディーゼル機関車が連結されていた。
再びこの列車に会えるとは思わなかった。
隣のホームから気動車使用の客車を全車取材し、改札を出る。