林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

東北横断と北海道新幹線-三連休東日本・函館パスの旅15.

2019-08-16 | 鉄道・旅行
 15.大雨の道南いさりび鉄道と函館の断念
 
昼食後に外に出てみるとポツポツと雨粒が落ち始めており、
近くの散策は断念して木古内駅に戻ることにした。
乗り換え時間は1時間48分になっており、
しかもホーム入場は発車の10分前になっており時間を持て余してしまった。
仕方がないので待合室で時間を潰す。
待合室の中にはJR在来線駅時代の駅名標が飾られていた。
 
 
待っていると雨はどんどん強くなっていった。
少しフライングなのだが30分前くらいには、
駅員が離れた隙に待合室の人が勝手に車両に乗り込んだ。
道南いさりび鉄道にはJR北海道からキハ40形が移籍され、
オリジナルカラーに塗色されて運用されている。
早速車両に乗り込み海側の座席に座ったのだが、
窓枠には「天気の良い日は函館山が見えます」とステッカーが貼られている。
 
 
この列車は12:33に木古内を発車し、1時間1分かけて函館に向かう。
発車寸前には激しい雨が降り続き、絶望的な気分になった。
雨は強く降り続き晴れていなかったが、それでも函館山は微かに見えた。
 
 
函館1番線に到着したのは13:34で、本降りの雨はまだ続いていた。
島式ホームの隣の2番線には函館から上磯を結ぶキハ40形が停車していた。
函館駅1番線2番線はホーム長が短く電化もされていない。
道南いさりび鉄道と函館本線気動車が3番線4番線ホームとともに使用する。
函館の停車時間は40分で、晴れていれば改札を出て、
函館市電の車両取材も少ししたいと思っていたが、とてもそんな状況ではない。
雨は激しく更には雷鳴まで聞こえている。
2番線には新塗色のキハ261系「スーパー北斗」が停車してこれを取材する。
 
 
そうこうしているうちに快速「はこだてライナー」充当の733系1000番台が入線してきた。
これに乗って新幹線駅である新函館北斗を目指す。
胆振東部地震の影響で北海道全体で電力不足のため、車内照明も一部消えている。
快速「はこだてライナー」ははこだてと新函館北斗を結ぶ新幹線ライナーの設定で、
函館を出ると五稜郭に停まり、そのあとは新函館北斗までノンストップである。
所要時間は19分で、14:33には新函館北斗に到着することになっていた。
しかし五稜郭での停車時に遅れていた貨物列車の待ち合わせをして、
結局8分遅れで新函館北斗に到着した。
そのため接続する北海道新幹線「はやぶさ」も発車待ちになっており、
駅員が大越で乗り換えを案内していた。
ほとんどの乗客が新架線乗り換え口に吸い込まれていった。
コメント
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