10月9日日曜日は養老鉄道と樽見鉄道の乗り潰しに出掛けた。
養老鉄道の養老線の養老鉄道桑名から揖斐までの57.5km、
樽見鉄道の樽見線の大垣から樽見までの34.5kmで、
全区間が未乗車だった。
そこで新幹線で名古屋まで往復し、
行きは関西本線で桑名まで行き、養老鉄道で大垣まで行く。
ここで樽見鉄道に乗り換え樽見線を往復、
大垣まで戻って昼食を喰い、
養老鉄道の揖斐まで往復して、
大垣から東海道本線で名古屋まで戻る。
樽見線で大垣まで戻ってくる途中で雨が降り出し、
大垣に到着する頃には既に本降りになっていた。
コンビニでビニール傘を購入して、昼食を喰いに行く。
しかしこの日は偶然、大垣駅一帯で「十万石まつり」が開催されていて、
予定していたとんかつ店が早めに閉店してしまった。
たぶん、人出が多くて準備した食材がなくなってしまったのだろう。
仕方がないので再び駅まで戻り、昼食を喰えるような場所を探し、
駅前にあった「さらしな」に入店することにした。
ふだんはあまり蕎麦店で食事を取ることはないのだが、
ほかに適当な場所も見つからなかったので仕方がない。
店の前には「飛騨牛肉うどん」が紹介されていた。
価格は肉うどんが1,130円、肉そばが1,180円で、
うどん、蕎麦にしては割高だが、“飛騨牛”というキーワードは魅力的である。
「第四回大垣めしグランプリ参戦メニュー」とも書かれていた。
説明書きには、
割下には自家製、樽から引く生引き(たまり)を当店で火入れしたもの。
その割下を使っただしが飛騨牛の旨みを引き出します。
地元飛騨牛専門店「末広」さんのお肉の量もしっかり!
だしまで飲み干してしまう人気のうどん・そば!
と書かれている。
入店して飛騨牛肉うどんをオーダーした。
待っている間に隣の席との仕切りに貼られていた「さらしな瓦版」を読んで過ごす。
「第四回大垣めしグランプリ参戦メニュー」と書かれていたが、
この段階ではまだ結果は出ておらず、参戦中ということになっていた。
お肉は最上級5等級ということで、年寄りでも食べられることもアピールしている。
少しして飛騨牛肉うどんが提供された。
少し甘さが際立つ梅雨にコシのあるうどんである。
トッピングはメインの飛騨牛に長葱、ワンポイントとしてなるとが載っている。
雨で濡れて冷えた体に温かいつゆが優しかった。