9.スイッチバックの木次線と17分の遅延
備後落合を14:41に出たキハ120系は木次線を宍道に向かって走る。
高低差の大きい木次線は安全のためにスピードは出せず、
徐行で進行する区間も多い。
最大勾配は25‰もあり、一部の区間ではスイッチバックも行われる。
「‰」は「パーミル」と読み、1000分の1のこと。
つまり、1000m進んだ時の25mの高低差が出る勾配という意味である。
また出雲坂根に至る前にスイッチバックがある。
スイッチバックとは激しい勾配差を克服するために、
反対方向に進行しながら進むことである。
勾配を降りながら行き止まりに至る。
高低差の大きい木次線は安全のためにスピードは出せず、
徐行で進行する区間も多い。
最大勾配は25‰もあり、一部の区間ではスイッチバックも行われる。
「‰」は「パーミル」と読み、1000分の1のこと。
つまり、1000m進んだ時の25mの高低差が出る勾配という意味である。
また出雲坂根に至る前にスイッチバックがある。
スイッチバックとは激しい勾配差を克服するために、
反対方向に進行しながら進むことである。
勾配を降りながら行き止まりに至る。
まだ先があるが、これは「奥出雲おろち号」など、
長編成のためで1両編成のキハ120系は手前に停車する。
運転手が車内を移動して反対側の運転席に座り、
信号が変わるのを待って更に下る線路を進行する。
ポイントの設置された区間にはスノウドームが設置されていた。
長編成のためで1両編成のキハ120系は手前に停車する。
運転手が車内を移動して反対側の運転席に座り、
信号が変わるのを待って更に下る線路を進行する。
ポイントの設置された区間にはスノウドームが設置されていた。
積雪でポイントが凍り、運行不能になるのを防ぐのが目的だ。
15:25に漸く出雲坂根駅に到着する。
駅舎と反対側には「この駅は三段式スイッチバックの停車場です」と、
「標高564m」と書かれた看板が設置されていた。
15:25に漸く出雲坂根駅に到着する。
駅舎と反対側には「この駅は三段式スイッチバックの停車場です」と、
「標高564m」と書かれた看板が設置されていた。
この駅は3分の停車時間で出発、この後も木次線を進んでいき、
以前停車時間に途中下車して駅取材した出雲横田も直ぐに出発した。
この駅は素戔嗚尊の妻の奇稲田姫の出身地とされている。
16:42にはこの路線名称の元となった木次駅に到着する。
ここでの停車時間は18分で、その間に駅舎取材する。
以前停車時間に途中下車して駅取材した出雲横田も直ぐに出発した。
この駅は素戔嗚尊の妻の奇稲田姫の出身地とされている。
16:42にはこの路線名称の元となった木次駅に到着する。
ここでの停車時間は18分で、その間に駅舎取材する。
この駅は「木次」と書いて「きすき」と読むが、
これにかけて「き“好き”」と当て読みした駅名標もある。
これにかけて「き“好き”」と当て読みした駅名標もある。
インスタ映えというか、女子受けを狙った戦略なのかもしれない。
17:00に木次を出て、17:19に加茂中で停車、
すれ違い列車待ちで4分停車する…筈だったが、
山陰本線のダイヤの乱れの影響で、下り列車が接続待ちで遅れていて、
結局加茂中には17分も停車していた。
差し引き13分の遅延となる。
ここまではずっと計画通りだったのに、ここで大きな予定変更を余儀なくされた。
17:00に木次を出て、17:19に加茂中で停車、
すれ違い列車待ちで4分停車する…筈だったが、
山陰本線のダイヤの乱れの影響で、下り列車が接続待ちで遅れていて、
結局加茂中には17分も停車していた。
差し引き13分の遅延となる。
ここまではずっと計画通りだったのに、ここで大きな予定変更を余儀なくされた。